全てが終了したのが9時過ぎです。忘れ物がないかの点検をして、バイクに携行缶から給油し、いよいよ出発です。
仙台駅の地下駐車場にバイクを駐車して、いざ新幹線に、10時の「はやて」が全席指定なのだけれど完売、間に合ったのですが乗車できず、一つずらしして10時34分「やまびこ」に乗車しました。ガラガラでもないけれど、十分に座席はありました。東京までうとうととしながら、快適な新幹線の旅になりました。
13時前に東京駅に着いたので、コリアタウンの新大久保に行くために、中央線乗り場に行きましたら、特別快速、青梅行きがあったので乗車、新大久保は止まらないので、そのまま東京の西部に向かって行くことにしました。中央線では、まだ行ったことがないので、青梅まで行きましたら、さらに奥多摩行きの列車が接続していたので、即乗車し、とうとう東京の西部、奥多摩駅まで行ってしまいました。ここが東京かと思うほど緑が豊かで、深い渓谷には日本の美しい情景が広がっていました。山深い奥多摩は、東京のまさに奥座敷という感じでした。奥多摩駅から周遊しようと思ったのですが、バスが接続していません。仕方がないので駅周辺を散策しながら時間を費やすことにしました。山深い木造の駅舎は、どこか情緒があり、登山者を迎えているようでした。
駅前の散策を終えて、仕方なく今来たルートを帰ることに、駅で奥多摩を登山してきたおじさんと出会って、話をしながら電車で帰ってきました。おじさんは2日かけて、雲取山に登山してきたそうです。2000mもある東京で一番高い山を8時間かけて、縦走して下りてきということでした。東京の蒲田の方で、立川から南武線経由で帰っていきました。
立川で快速に乗り換え、新宿まで戻り、今度は山手線で新大久保に行きまいしたが、物凄い人の群れ、周りは知らない言葉を話す人ばかり、ハングル文字がいやに多く、インド人の店があったり、ここは国際色豊かなごった返した町の風景でした。
長くとどまる雰囲気でもなく、そそくさと山手線に乗って上野まできました。なんともやはり落ち着く町です。駅周辺は新宿周辺より閑散としていましたが、やはりむせかえる様な暑さの中、たくさんの人々が駅の周辺で休んでいました。
夕方近くになったので、前に利用したホテルにチェックイン、前と同じ場所を確保することができ安心しました。風呂に入って汗を流してから、上野の街に出かけていきました。
おにぎりを食べたので、お腹はあまり空いてはいなかったのですが、前にも行った立食のステーキ屋で大盛りのステーキランチを食べました。香辛料やたれを利かして、焼きながら美味しく食べることができました。何と全部たいらげることができたのです。食べることに関しては、本当に自分でもすごいと感じました。
夕食が済んだところで、前にも行った上野のスナックを探して行きました。前に来た場所がわからなくなったので、通りすがりのおじさんに聞いたら、何と通りの向かい側の界隈にありました。そのおじさんは、浅草のふんどしバーに行くと言っていました。
私が行ったのは、上野の「ムー○○谷」です。火曜はイベントデーでした。たくさんの人たちが、すでに飲んでいました。今日は飲み放題で「ガーゼふんどし」の日です。みんながっちりとした体型や太目の体の方が多く、ビデオを見ながら飲んでいました。私も仲間に入り、ビデオを見ながら飲み始めました。ビデオは昔のアイドルの歌を収録したもの、懐かしい歌を聴きながら、今更ながら曲の素晴らしさを感じていました。私はアイドルの歌を聴く機会はほとんどないので、すごく勉強になりました。曲を聴きながら音符が頭の中に広がり、展開するので、ピアノを弾いているような気持ちになるのです。音楽を聴くだけで実際の演奏をしているような勉強になりました。いい曲がたくさんあって、また探して聴いてみたいと思いました。
一緒に飲んでた方は、浅草の近くから来た方でした。40代かと思ったら後で50歳を超えたと言っていました。きれいな短髪に刈り込んでいました。いろいろ話しているうちにアクションタイムということで、楽しい出来事もありました。そのほか120キロ位の方もいたり、全体的には太目の方が多く、男の肉体の素晴らしい眺めでした。
エアコンがあまりに効いていたので、寒くなって場所を移動したら、素敵なおじさんがいて、いろいろ話しました。またアクションタイムになって、楽しい出来事が時間の続く限り展開しました。
全部で20人以上はいましたが、みんなほろ酔い気分でそれぞれ楽しい出来事を楽しんでいるようでした。話しているうちに、愛知から仕事できたというおじさん、北千住の先、足立区から来た川谷拓三似のおじさんたちと飲み合いながら、夜遅くまで「裸の付き合い」が展開しました。今日は「ガーゼふんどし」の日なので、皆お同じ格好です。「裸の付き合い」なので、リラックスして飲めると話していまいした。普通のスナックで飲むのとまったく違った雰囲気が人気があるのでしょう。毎週火曜のイベントデーはこのような状況だと話していました。
マスターは、前にも書いた気がするけれど、アナウンサーのような響きのある低音で、まさに「ビロードのような声」をしていました。声フェチとも思われる私は、そのことを直感することができました。
夜中の12時半を過ぎるまで、楽しい時間を過ごすことができました。上野で今一番熱いスポットが、私はおそらくここではないかと実感しました。
太目の従業員のてきぱきとした対応も、みんなの心を和ませ、アイドルの歌声を解説したりしていました。専門分野としての音楽でも、私はいい勉強になりました。昔のアイドル系の音楽もレッスンに取り上げていきたいと思いました。
午前12時半を過ぎて、ホテルに帰る道路には、上野交番所の巡査が立っていました。上野は様々な人々が混在する街です。その中で、たくさんのこの世界のスナックが立ち並び、人々が暮らしている不思議な街だと感じずにはいられませんでした。
・画像処理ができないので、帰ってから画像をアップします。ご了承ください。
・また、15000ヒットが近づいてきました。キリ番を踏んでいただいた方には素敵なプレゼントがあるかも、乞うご期待。前後賞ありです。