8時過ぎに起きてから、いつものように黒猫の作業に少し取り組んでから朝食です。今日はあまり時間がないので、数本の紐作りだけで終わりました。でも朝に黒猫製作の作業をすると、何か精神統一ができるようで、気持ちが引き締まります。それから気合いを入れて朝食を作って食べました。
今日は、11時からアコーディオンのレッスンがある日です。10時過ぎにスタジオに入り準備しました。毎朝一通り掃除機をかけ、テーブルの拭き掃除をしてからコーヒーを入れます。レッスン生が来る前にコーヒーを入れておきます。
11時前にレッスン生が来たので、コーヒーを飲みながら、談笑しました。様々な情報交換が出来るのもいいです。今日は遠くの蔵王町からやってきました。
情報交換の後、レッスンに入りましたが、大分上達していました。左手のボタンも蛇腹の自然に操作できるようになりました。これまでの練習曲は、一通り弾けるようになりましたが、熱心なので、少しずつ新しいワザも教えてあげました。個人レッスンならではの指導ですが、その表現のワザを教えることが、指導料だと私は思います。
楽譜通りに演奏するのは、少しやればできるのですが、それを表現の領域まで高めるためには、ワザを教えなければなりません。今日は幾つかの演奏のワザを教えてあげました。これはグループレッスンなどでは、決して教えられるものではないものです。マンツーマンの指導だからこそできることなのです。グループレッスンだけでやっている人は、このワザを決して学びとることが出来ないので、弾けるようになっても、表現の領域に達することができないのです。いくら弾いても「学芸会」になってしまうのは、そのためなのです。仕方ありません。
指導者は、そんなに簡単にワザを伝えることなど決してできないのです。これこそ無形の価値なのかも知れないと思うからです。今日の方には、惜しげもなくそのワザを伝授する気持ちになりました。それは相手の人間性からくるものかもしれないし、個人レッスンに対する熱意を感じるからかもしれません。今日も充実したレッスンをすることができました。本当に上達している方の一人に数えることができます。
レッスンを終えたら、近くの中華料理屋で、昼食を御馳走してくれることになりました。どうしてもご馳走したいとのことで、お受けすることにしました。
いろいろ話しながら、美味しい中華の五目焼きそばをいただきました。こんな所にもレッスン生の気持ちが溢れていました。私も一所懸命指導して何かが伝わったような気がしました。
食事の後、レッスン生は蔵王町に帰って行きました。
私は、午後からの時間が丁度空いたので、富宮のおじさんに連絡したら、遊びにきてもいいとあったので、出かけていくことにしました。大急ぎで富宮まで40分程度かかったでしょうか?天気だったのに雲行きが怪しくなり、途中から風が強くなってきました。仙台の中心部と山間部で、天気が全く違うことがわかりました。
富宮のおじさんに会っていろいろ話してきました。果物やお菓子を食べながら長い時間楽しく談笑してきました。本当に様々な話し合いができてとてもよかったです。
17時も過ぎて夕方になり、暗くなってきたので、急いで直行でスイミングセンターに向かいました。スイミングセンターは、富宮から直接仙台の中心部に向かう道路を通り、ダイレクトに行くことができました。時間も押していたので、今日はスイミングはやらず、風呂とサウナだけに入って帰ってきました。
今日もレッスンに取り組みながら、おじさんに会って話したり、楽しい時間を過ごすことができました。
毎日楽しいことが一杯だといいのに、課題だけが押し寄せてくるようです。
今日も夜はゆっくり過ごし、明日への英気を養いたいものです。