すぐに、次々に会員が集まってきました。9時半には大分集まったので、柔軟体操、ストレッチ、リズム体操を始めました。準備運動には「マンマ・ミーア」の音楽を使って、ステップ学習を取り入れています。10時前には発声も終わらせ、10時には、演奏会台本を渡して、読み合わせを始めました。
司会者原稿を読みながら、歌をフルコーラスで歌っていきます。ボリュームがあり、第一部だけで30分以上かかりました。第二部はアコーデウィオンサークルのステージなので飛ばして、休憩を取りましたが、第三部まで通したら、時間内に全部を歌うことができませんでした。
レッスン後に皆からの意見をきいたら、余りにもボリュームがあり過ぎるので曲目を減らしてほしい等の意見が出ました。レッスン後に実行委員を数人選び、検討することにして、レッスンを終わりました。
ほとんど通してのレッスンなのに、全部を歌い切れないボリュームでした。実行委員で検討したら、やはり曲数を減らすことしに、第一部では3曲カット、第三部も創作曲をメインにして、全部で5曲だけにしました。
これでもまだボリュームがありますが、次回までに台本を作りなおしていくことにしました。
次の課題の、12月24日のラジオ放送のためのクリスマス曲の選曲は、幾つかのサンプル曲を出して希望を取りましたが、最終的には「もろびとこぞりて」「牧人ひつじを」の2曲に決定しました。12月11日の収録に向けて練習することになりました。
今日のレッスンの時に、先日書いた劇団四季「マンマ・ミーア」のリハーサルステージ教訓「実践的当為性」の随筆を、増し刷りしてもらって配布しました。
果たしてアマチュアの歌声サークルの会員に、劇団四季の「創造」に立ち向かう「姿勢」が分かってもらえるかどうか?演奏会成功に向けて、一人ひとりの「姿勢」を変えることができるかどうか?出来ないまでも、分かってもらえるかどうか、反応を楽しみにしています。
恐らくはそれは無理かもしれないと思いますが、果たして私の論点が理解して受け止めていただければ成功だと思っています。アマチュアの立場で、プロの「視点」を理解すること、さらにプロの「実践的当為性」を理解することは無理かも知れませんが、投げかけてみようと考え配布しました。
吉とでるか凶とでるかは分かりませんが、できれば理解して欲しいと願っています。
レッスンが終わって、実行委員との打ち合わせの後、「歌謡サロン」のスタジオに飛ばしました。12時半に到着、パソコンインストと飛び込みのレッスンを受けたい人が来ていました。
時間が無いのですが、レッスンは待ってもらい、急いで食事を作り、パソコンインストと昼食を済ませました。
ジャスト13時から飛び込みのレッスンをしました。
13時50分過ぎまで、目いっぱいのレッスンをしました。レッスン曲は、先日と同じ「芭蕉布」でしたが、随分上手に歌えるようになりました。何回も部分練習をして直しながら、最後は通して歌えるようになりました。
そのレッスン生がCDを持ってきて、その中のある1曲を楽譜にして欲しいと置いて行きました。次回までの課題にして受け止めました。一生懸命歌って喜んで帰って行きました。
14時からは「歌謡サロン」です。1名が来ましたが、今日は、他に来る人がいなかったのです。来ると言っていた人もいましたが、結局は来ませんでした。
その一名には、個人レッスンのように好きな曲を歌ってもらい、レッスンも行いました。素晴らしい歌声を聞かせてくれました。パソコンインストと私も順番に歌い、それなりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。16時過ぎに時間が来たのでと、その人は帰って行きました。
1名しか来なかった「歌謡サロン」でしたが、申し訳ないので、帰りに私の歌った曲が入っている自作のCDを差し上げました。
何か「歌謡サロン」のやり方に問題があるのかなと、不安がよぎります。
今の時代は、どうやったらお客さんが来るのだろうかと思うようになりました。パソコンインストと反省会を行い、話し合いました。やるべきことはやってきたので、あとは、口コミの宣伝だということになりました。今の状況では、不況の中で、歌を歌う要求もなくなってきているのかとも思いました。
大きな問題は、私の指導しているサークルが、仙台から南の名取のサークルで、また、カルチャーセンターも仙台の西部の場所にあり、スタジオから離れていることも、会員が来れない大きな問題だということも話し合いました。
地元の地域や区域での宣伝が出来なかったことも、原因であると話し合いました。スタジオの場所の問題も話し合いました。スタジオの場所と私の指導している場所が離れているのです。離れた場所にスタジオを設置したこともありますが、全仙台市を対象とすることを考えていました。
詳しい話し合いにはならなかったのですが、私の指導センスの問題も話し合いました。パソコンインストはダメだとは言わなかったのですが、何か問題があるような気がしました。思い当たることとしては、中高年対象にしては、楽譜に基づいて指導するのでハードルが高いのかとも思いました。あまり専門的に教え過ぎるのかとも思いました。何か教え方に問題があるのかなとも考えてしましました。あるいは、「歌謡サロン」が歌いっぱなしで「指導」が無いことへの不満があったのかも知れません。毎回課題曲を設定して、1曲だけは皆で練習する設定が必要なのかも知れません。会費が高すぎるのかも知れません。11月からは、通常料金に戻り1ドリンクとお菓子付きの歌い放題で1,000円で進めています。とにかく中高年が足を運ばなくなるのは何故なのか、という問題を明らかにする必要があるのです。皆さん気が付いたら教えて欲しいものです。
結論としては、「歌謡サロン」に、ワンポイントのレッスンを取り入れていくこと、地道な繋がりを通した宣伝を徹底することなどを確認し合いました。
新聞やHPでの宣伝は、今まで十分にしてきたのですが、中高年は、HPに接する機会が少ないこと、新聞の夕刊のイベント情報では、余りに小さ過ぎて、見ている人が少ないことも話し合いました。
引き続き宣伝活動を重視して、何とかこのイベントへの参加を勝ち取って行きたいものです。
パソコンインストの話では、課題は、豪華な幕に内装を変えることや通信カラオケに機材を買い替えることではないとも話していました。私も何となくそう感じています。社会の状況が問題なのか、場所や環境の問題か指導の問題か、あるいは、さてまた私の人間的などこかに欠陥があるのか、これからも検討していかなければならないと思いました。
パソコンインストもいろいろ考えているようですが、最終的には二人とも同じ結論に到達することが出来ました。
今の時代、イベントに人を集めることが、いかに難しいか教えられたような気がしました。これからもさらに分析しながら、どうしたら人を増やすことができるかを考えていきたいと思います。
忙しい一日で、頑張った割には、充実感の乏しい一日になってしまいました。
心の中がずっしりと重い課題を抱えてしまったようで、辛い夜になってしましました。
幸い明日の朝市ライブに一緒に行きたいという女性から電話がかかってきました。別の指導している歌声サークルの方で、昔から知っている人なのですが、最近アコーディオン教室に入会し、アコーディオンを始めたばかりで、私のライブを見学したいと言ってきました。別々に行くよりも一緒に行こうということになり、明日朝7時半に待ち合わせて拾って行くことになりました。こんなささやかなことでも、気持ちが前向きになれそうな日でした。
気を取り直して、朝市ライブに出かけて行くことにします。人々に生の音楽を届けるために・・・・・・。明日もきっと何かいいことがあるように・・・。