講座、イベント出張依頼から見えるもの・・雨で晩秋のような一日 | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日は、朝から一日中雨でした。豪雨のように降りしきりました。午前はスタジオでHPのブログで、新しい教室の案内の頁を作成しました。
 昼近く、定期購読している本を届けに、本屋さんが来たので談笑、書籍を購入し、おまけにカラオケを歌っていきました。この本屋さんもカラオケが好きで、先日の松島のホテルでの同業者の懇親会で歌ったとのこと、レッスンすればもっと上手になることを話しました。
 午後になっても、雨がやまず、まるで滝のように降りしきします。仕方ないのでスタジオで作業をしながら、じっとしていました。
 夕方近く雨が小ぶりになってきたので、スイミングへ行きました。中々スイミングに行けなかったのですが、体力が落ちるので、トレーニングを兼ねて一生懸命泳ぎました。
 トレーニングの後は、風呂、サウナに入って気持ち良くなって、再度スタジオへ戻り、残した作業をしてから家に帰りました。
 一日中雨が降って憂鬱な一日でしたが、レッスンもなくいつもより静かに過ごすことができました。

 今日の一番の大きな出来事は、外部からのイベント出張依頼が3件あったことです。来年の1月の市民センターでの音楽講座への講師の依頼、11月5日の喫茶店を借り切ってのうたごえ喫茶での司会兼伴奏依頼、10月16日のサークルの芋煮会へのアコーディオン演奏依頼、などでした。
 最近は、宣伝効果が少しずつ出て来たのか、外部のイベントへの出張依頼が来るようになりました。朝市でのライブやFM放送出演、シルバーセンターでの講座などでのつながりを通して、依頼が来たのでしょう。
 外部からの依頼は、それ自体が宣伝するチャンンスですので、どれも大切な物として応えていかなければならないと思います。
 依頼される理由はいくつか考えられます。まず、アコーディオン演奏の希少価値、懐かしさが中高年に求められること、次に、ピアノの演奏が出来ること、ソロ演奏も、歌の伴奏も出来て、レパートリーが広く、ほとんどすべてのジャンルをカバーできる事、第三に、アコーディオンの特殊性として、野外でもちゃんとしたソロ演奏ができること、さらに、30年以上の指導の経験から、トークとして講座を教えることが出来ること、などではないかと思うのです。
 中でも、今はアコーディオン奏者が、皆無の状態の現在の日本にあって、身近にアコーニストがいたことで希少価値があり、物凄く聴いてみたい衝動に駆られるのかも知れません。
 こうした理由から、これからは、スタジオの全ての機能を生かしながらも、外部の要求に応えるために、アコーディオンの特殊性を活かす宣伝をしていく必要があるのではないかと思うのです。
 何しろ、ピアノ演奏できる人は山ほどいるのに、アコーディオンのソロ演奏出来る人は、今の日本にはほとんどいません。演奏できても他の楽器とのアンサンブルが関の山です。アンサンブルの場合は、アコーディオンの右手の音色を中心に演奏に活かすからです。シャンソンのアンサンブルがその典型です。昔はシャンソンの伴奏も、アコーディオン一本で演奏していたのですが、今はほとんどなくなりました。アルゼンチンタンゴやバンドネオンなどの演奏に若干残っているかも知れません。
 スタジオでのレッスンが、なかなか伸びない状況ですが、まだまだ宣伝が足りません。これからも持続的に広報宣伝活動を展開していきますが、外部からのイベント出演依頼を突破口に、アコーディオンの希少価値を前面に出していく必要があるように思いました。
 今の日本の様々な状況、政治、経済の先の見えないデフレの状況の中で、人々に本当の生の音楽の素晴らしさを伝え、生きる喜びを味わえる音楽に浸ることができるようにするためには、どうすればよいのか?本当に難しい状況が続きますが、一つ一つの課題に応えながら、実践的に明らかにしながら、取り組んでいきたいものです。