東北の夏祭り一段落・・各祭り行脚総括・その2・素晴らしい盛岡さんさ踊り | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 高速バスは、午前10時過ぎに盛岡駅の西口の発着所に無事到着しました。
そこからは、盛岡駅の2階北口へ、連絡通路が直結していました。
 新幹線の駅があるところは、どこの駅も同じような感じですが、盛岡駅も大きな駅でした。仙台駅と同じように、1階には物産展が並び、地下にはたくさんの飲食店が軒を連ねていました。1階北口には、第三セクターの岩手銀河鉄道が乗り入れ、駅全体が大きなビルのような感じになっていました。
 さんさ踊りの時期とあって、駅の構内には地域の情報やパンフレットを並べたコーナーがありました。そこでさんさ踊りの情報を得るために、いくつかの資料をゲットしました。これからの見学計画を立てようと、資料を参考に見ていたら、13時から駅前の「滝の広場」で、さんさ踊りの発表イベントがあることを知りました。街の中の見学は後にして、このイベントに参加することにしました。
それにしてもまだ時間があるので、駅構内を見学したりしていました。
 「滝の広場」前には、段々と人が集まってきました。早々と場所をとっている人もいました。「滝の広場」で休んでいると、仙台から来たというおばさんに話しかけられ、会話しながら時間を過ごしていました。
 日中の日差しが照りつけ、暑さに耐えられなくなったので、しばし駅の構内に避難しながら、早めの昼食を駅の地下のレストラン街で食べました。
 物凄い暑さでしたが、食べることが夏バテをしない方法とばかりに、大盛りのご飯で、ボリュームのあるニンニクの芽の入った焼肉の定食を食べました。
 また「滝の広場」に戻ったら、もう人は一杯になっていましたが、先のおばさんが場所をとっていてくれたので、一緒にイベント観覧することにしました。  
 ほどなく13時からイベントが始まりました。このイベントはさんさ踊りの4日間に、毎日、選ばれた幾つかの団体が、踊りの演技を披露するものでした。
 この日は、さんさ踊りの最終日とあって、出演する団体も選りすぐりの感じがしました。どの団体も素晴らしい踊りを披露してくれたのです。
 盛岡のさんさ踊りは、民族芸能の手踊りの流れをくみ、そのしなやかな動きの優雅さや美しさ、太鼓のリズムの複雑なバチさばきなど、本当に素晴らしいものでした。他の地域の踊りの追随を許さないほど、見事で美しく、それが動きのある群舞なので一層引き立つのです。色彩豊かな衣装も見事ですが、踊りの美しさは格別でした。太鼓のリズムと動きも迫力満点で、圧巻でした。
 どの団体も、踊りも衣装も異なり、個性があって素晴らしいものでした。今年で33回目の節目の年ということで、みんな気合いが入っている感じがしました。
 すっかりさんさ踊りに魅了された私は、このイベントの最後まで、たくさんのカメラマンと一緒に、約3時間も「滝の広場」で観覧していたのでした。
 誰ひとり帰る人はなく、最後まで超満員の盛況でした。余りの素晴らしさに、隣のおばさんとも来年も、また来ましょうねと言い合っていました。
 この発表イベントが、16時半近くに終了したので、今度は18時から開催されるさんさ踊りのパレードを見るために、パレード会場のある街の中へと移動していきました。
 盛岡は、北上川や中津川、それに雫石川が市内を流れる自然豊かな街でした。北上川にかかる開運橋を渡って、繁華街入っていきました。きれいなアーケードのある町並みが広がっています。
 パレード会場は、駅から少し離れた市役所のある通りで開催されるのです。繁華街の近くにその通りはありましたが、もうたくさんの人が、沿道で観覧の場所をとっていました。段々人が増えて、大通りの両側は歩くこともできないほど混雑してきました。
 私は、盛岡にもう1泊してもよかったのですが、旅行に出る際、余りお金を持ってきてはいませんでした。普通は途中で必要になった場合のことを考え、カードや通帳をもってきていましたが、今回はうっかり忘れてしまったので、金銭的に不安がありました。そのためもう1泊することは諦め、最終バスで帰ることにしていたのです。
 最終バスは、盛岡駅発19時10分でしたので、名残惜しかったのですが、パレードの最初の部分だけを見ただけで、そのまま駅まで引き返してしまいました。
通り一杯に広がっての群舞の最初の部分を見たので、大体イメージはつかめたのですが、本当に素晴らしい踊りでした。最初の部分は、「ミスさんさ」のメンバーなので尚更ですが、本当に見事な群舞でした。
最終バスに乗り遅れたら、宿も取れない状況だったので、遅れるわけにもいかず、急いで駅まで戻りました。やっとのことで戻りましたが、足はガタガタ汗はびっしょりで大変でしたが、やっとのことでバスに間に合うことができました。
 余りの汗だくでびしょ濡れだったので、シャツを交換しました。バスの中は混んでもいなく冷房がきいて快適でした。
 こうして2日に渡る駆け足の夏祭り行脚の第一部を終了したのでした。
仙台駅には21時過ぎに到着、来た道を戻り帰途につきました。大急ぎで回った夏祭りの旅は、私に、様々な感動と学びの収穫をもたらしてくれたような気がします。毎日忙しい日々の中でも、夏祭りに出かけて、また一回り視野が広がった気がしています。
 今回の課題は、秋田の「竿灯祭り」に行けなかったこと、五所川原の「立ちねぶた」を見ることができなかったこと、さらに岩手県北上市で行われる「民族芸能祭り」に参加できなかったことでした。これらは是非とも来年の課題にしていきたいと思いました。(終わり)
・仙台七夕前夜祭花火祭、仙台七夕祭り、山形花笠まつり、名取市閖上港の花火大会については、既述の日記に代えます。