奥羽山脈、緑の大回廊ぐるり旅 | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

気温がぐんぐん上昇して夏の天気になった今日、昼から思い切って資料収集の旅に出かけました。これまでアラカルトシリーズや「絶景」シリーズを書いてきましたが、引き続き書いていくためには、資料や画像が必要です。大部手持ちの資料がなくなってきました。
  日記や随想を書くのに資料がなくては話になりません。きちんと資料を収集して、それに基づいて書くのが私のスタンスなので、これからの書くテーマ、題材を念頭に入れながら大急ぎの旅に出かけました。

 題材は決まっているのに資料や画像がありません。ピンポイントで絞って無駄な時間を省いて、できるだけ短い時間で回ることを目指しました。

 正午にスタート、暑い気温でしたが、市街から南インターへ、東北道にのり南下、白石インターでおりました。宮城県南部の蔵王町宮(みや)、ここが「絶景」ポイント1です。内容は後で暫時載せていきますので楽しみにしてくだい。

 画像撮影が終わって、白石インターに戻り、東北道を北上、村田ジャンクションから山形道にはいりました。気温はぐんぐん上がって、高速道路の温度計は25度を指していました。周りの緑がさわたかで一番美しい季節を迎えています。

 山形北インターで下り、国道13号線を北上、村山市から左折し、山形の「そば街道」を目指しました。(ポイント2)
 おいしいそばを堪能し、(詳しくは後述)13号線に戻って、最上川へ(ポイント3)。
 豊かな流れの最上川は、いっぱいに水をたたえて流れていました。

 終わって、13号線を北上、尾花沢から奥羽山脈へ、「おしん」有名な銀山温泉へ向かいました。(ポイント4)
 大正ロマンを醸し出す木造多層建築の旅館群を撮影しました。
 温泉に入りたかったけれど、時間がないので今回はパス。前に入った時には硫黄泉の熱いお湯で、とても気持ちよかったです。多くの人々から支持されるのがわかります。

 撮影が終わって、銀山温泉から国道347号線(昔の母袋街道から中羽前街道)の鍋越峠を通って宮城県へ入りました。まさにここが「緑の大回廊」でした。
 峠から大崎平野までの約40キロの道のほとんどがブナの原生林や広葉樹林帯、緑のトンネルや緑の渓谷の中を、ゆるやかな下り坂をまっすぐ東に下りてくるのです。

 だんだん平野が広がると、いっぱいに水をたたえ、鏡のような田植えの終わった田んぼがどこまでも続いているのでした。
 ここが仙台平野の北に広がる宮城の大穀倉地帯、大崎平野でした。
 どこを見ても緑の田園が広がり、晴れ渡った空とのコントラストが鮮やかで、見事な五月の情景を映しだしていました。美しい日本の田園風景がどこまでも広がっていました。

 仙台が近づくにつれて道路が混みだしてきて、家に到着したのが19時、正味7時間の強行スケジュールでした。

 久々に美しい緑の大回廊に接し、分刻みの日程で疲れたけれど、充実した想いがそこに横たわっているのでした。