
久しぶりに街を歩いてみて、びっくりしました。仙台の街が大きく変わっていました。
建物もすっかり変わり、新しいビルが立ち並び、昔の様相が一変して驚いてしましました。
知っているビルがなくなっていたり、昔の面影がなくなっていたり、ずいぶん久しぶりなんだと思いました。何十年ぶりなのかな?仕事だけに打ち込んできた人生だったと今改めて後悔しています。
まさに、時の流れのすさまじさを感じました。
街は垢ぬけて、まるでどこかの街にきたみたい、そんな感じでした。
パリのモンマルトルのように、外に面したカフェからは、音楽が流れてくるような、そんな錯覚を覚えました。
でもまぎれもなくここは仙台の街なのです。青葉通りには緑の風が爽やかに流れていました。
仙台の街もすっかり変貌をとげてしまいました。今は地下鉄東西線の工事で、至る所が工事現場、大切なケヤキの木も、一時移植されてしまいました。
緑のトンネル、定禅寺通りに比べて、工事のためにめっきりケヤキの木が少なくなった青葉通り、イチョウ並木が美しい広瀬通り、いろんな通りを渡って帰ってきました。
仙台に住んでいて、まさに浦島太郎、そんな感じでした。いかに今まで仕事だけの人生だったかを思い知りました。
これからはもっと人生を豊かに生きなければ、そんなことを実感した一日でした。
五月の風にはさわやかな音楽が似合います。シャンソンでも歌いながら歩きたい気分、緑の風は、私に生きることの素晴らしさを教えてくれているような気がしました。
素晴らしい緑の五月、あふれる想いの五月、精一杯五月を味わって生きていきたいものです。
仙台は、今日も美しい緑の風が吹き抜けていきます。