今日は午前から昼にかけて2件のレッスンがありました。一件はボーカルレッスンで、もう一件はアコーディオンの個人レッスンでした。ボーカルレッスンは、毎回新しい曲に取り組む方です。レッスン風景は全てテープレコーダーで全て録音して、家で学習している方です。毎回新しい曲に取り組めると言うのは、そういったひたむきが取り組みがあるからだと思いました。
今日の曲も結構素敵な曲で、きちんと丁寧に練習していきました。耳で覚えるだけでは、ほとんどの方々が楽譜をずらしたり、間違えて歌っていることがほとんどなのですが、それは耳覚えの限界というか、仕方のないことです。それをレッスンの中で、丁寧に修正しながら正しく覚えていくと言うことで、本人も充実感を感じているようでした。
今では様々なスナックや歌を歌う場所での他の人たちの歌を聞いても、ほとんどの人が耳覚えで間違っているということがわかってきて、 自分の歌唱とは違ってるって言うことを、はっきりわかってきたと話していました。
でもそれを他人に向かって、間違ってることを指摘してあげる事は、相手を見て話さないとダメだと言うことも話していました。普通ではほとんど指摘してあげる事はないと言うことでした。
何故かと言うと指摘してあげるとすれば、何カ所もありすぎて指摘しきれないと言うことでした。そのくらい他人の歌の耳覚えの間違いを感じ取ることができるようになってきたと話していました。すばらしい上達だと私は感じていましたが、だからこそ様々な大会で実績を残すことができるのだということも、納得することができました。
昼からのアコーディオンの個人レッスンは、クロマチックアコーディオンの1番最初の学習です。蛇腹のべローイングの方法を丁寧に指導しました。この操作は初歩の方は誰でも 9割以上の方々が悩む課題ですが、ほとんどの方はそこを完璧にクリアせずに、適当にこなしてしまっているのが実情だと思いました。そこをなんとか完璧にできるようにすると言うのは、今回の課題で、丁寧に指導することができました。
とても有名なブランドのクロマチックアコーディオンなので、何とかできるように指導していきたいと思いました。前回のレッスンよりは格段にベースの刻み方が上達しているのを感じていました。本人はあまりわからないようでしたが、そのことをきちんと話して、上達の中身も話してあげことができました。
とても意欲的にレッスンに取り組み、頑張っているレッスン生なので、その意欲に応えてあげたいと思いました。
3月からはアコーディオンの中級クラスも始まりますが、そのあたりの基本的な指導も含めて、適当な我流の方々をなんとか修正してあげたいと思いました。
教える事は学ぶこと、そのことをとても痛感した1日でした。
今週は土曜日に「生伴奏を歌う会」があります。明日はそれに向けても一つ一つ準備をしていきたいと思いました。