第10回フランク永井歌コンクールの評価、自分の結果に納得できない方への贈り物 | アカデミー主宰のブログ

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 第10回フランク永井歌コンクールに参加された方々へ、 予選約110組、その中から20組が決勝に進まれました。予選に参加し、精一杯のパフォーマンスをして、自分なりに最高の歌唱ができた方も、たくさんいたことでしょう。また決勝に進まれた20組の皆様の中にも、自分なりに最高の演技ができて、最終選考で、なぜ落とされたのかと言うことが、わからない方もたくさんいるかもしれません。 

   今回の評価について、参加された方々、出場された方々が、精一杯頑張った人ほど、自分が落とされたことについて納得できてない、わからない方がさんいるのではないかと思いました。

   コンクールの選考は、ものすごい厳しい評価基準があるのですが、その原因が、なぜ落とされたかと言うことを、本人がわからない方が、おそらくたくさんいるのではないかと思うに至りました。

   2コーラスで、歌詞の間違いや、明らかに明確な誤り等は仕方ないとしても、自分なりに完璧にできたと思っている方々で、自分のパフォーマンスに納得している方は、どうして自分が落とされたのかということがわからない方と、今回の評価に納得できない方も、おそらくたくさんいるのではないかと思ったのです。

   予選の評価については、審査員のコメントをいただけるわけでもなく、結果だけが出てくるので、それがいっそう際立って感じるのかもしれません。

   さらに決勝に進んだ方々のステージの中でも、最高のパフォーマンができたと思っている方々の中で、やはりどうして評価の結果に納得することができなかったという方や、または納得できてない方も、何人かはいるのではないかと思いました。

   さらにグランドチャンピオン大会においてはなおさらです。 ほとんどの方が完璧なまでの歌唱で、自分はノーミスで終わったのに、なぜ落とされたのかと言うことが納得できない方もいるのではないかと思いました。

   グランドチャンピオン大会の場合には、もっと細かい厳しい明確な評価があるのですが、審査委員からは一言のコメントをいただく程度で、 それだけではおそらくまだ納得できていない歴代のチャンピオンの方々も多くいるのではないかと思いました。

  でもコンクールなので、結果が出てしまった以上、これで終わりです。どのような理由にせよ、結果が出ましたので、この段階で覆すことができません。

   納得できない方、自分なりに最高のパフォーマンスを行ったと言う方などは、納得できないままで終わらせるわけにはいきません。新なる出発ができないからです。完璧なまでにパフォーマンスができたと言う自信を持ってる方は特に、どこがどうダメだったのかと言うことを明らかにすることなしに、これからのコンクールに立ち向かうことができないのは言うまでもないことだからです

   物事は原因があって結果があるのです。突破できなかった理由が必ずあるのです。その原因を付き止めて、これからの力にしていくことしか克服していく道はないのです。

  まだ納得できない方も、必ずあるその原因結果を突き止めて、新なるコンクールへの道に出発してほしいと思うものです。

  そのためには一人ひとりの今回のステージを、今一度検証し直して、分析しながら明らかにする必要があるのだと思いました。

  私は、全部のステージの全部の歌唱を実際に聞くことができました。フランク永井歌コンクールの審査員の評価基準も、これまで数年の実践経験を経ながら、どのような評価基準が設定されているかと言うことも、大体明らかにすることができました。

   その視点から言うと、一人ひとりのステージを全て分析することができる、そしてその原因を具体的に明らかにすることができると自負しているものです。今回出場なさった多くの皆様、自分の落選の結果が、なぜなのか、どこに問題があるのか、どうしてクリアできなかったのか、ということについて、やはり分析の立場で、お互いに話し合いながら検証していく事は、非常に重要なことではないかと思いました。

    これからレッスン生の皆様とも、具体的に話し合いながら、その問題点を明らかにして、新たな出発をしていきたいと思いました。

   あくまでも本人が納得すると言う形で原因を究明するということが、コンクールを制覇するための第一歩であるということを肝に銘じる必要があると思いました。

  レッスン生の方でなくても今回コンクールに挑戦した方々で、自分のステージの評価に対して納得のできない方々、なぜあれだけ頑張ったのに、あれだけ完璧にこなせたと思うのに、何故落選したのか、落とされてしまったのかと言う事について、もっと本当の原因を知りたいと思う方はスタジオまで相談していただきたいと思います。

一つ一つのステージを思い出しながら、具体的に楽譜も検証しながら、本人が納得できるまで説明してあげたいと思うからです。

本来は審査員がそのことを一人ひとりに対して行うのでければならないのですが、そんな事はできるはずもなく、行う立場でも必要性もないのでしょうが、フランク永井歌子に向かってレッスン生を指導する立場として、これまでの実践経験と評価基準の研究を通して得た立場から検証してあげたいと思うからです。

   どうしてもまだ納得できない方々、ぜひスタジオに足を運んでいただき、自分のステージの検証を行ってみてはいかがでしょうか。必ずこれからに希望が持てるような形で原因を明らかにしながら、それを突破するための方策も提起してあげたいと思うからです。

 どんな方にも、正しい指導と正しい方向性を提起することにより、必ず目標に向かって達成できると言う力が宿っていると言うことを、これまでの実践経験中で確信することができるからかもしれません。

   今回戦い抜かれたたくさんの出場者の皆さん、来年に備えていくためにも、大きな力にするためにも、今回のステージの検証をして、原因究明を明らかにしてみてはいかがでしょうか。必ず来年に向けての方向性が見出せるし、また大きな力が湧いてくるということが疑いのないことだと思うからです。