音楽学習を続けることの難しさ、続けるためには、言い訳できない理由が必要 | アカデミー主宰のブログ

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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

   昨日は午前にグループレッスンがあり無事終了しました。午後からは1件の個人レッスンがあり、これも無事終了しました。

   順調にグループレッスンや個人レッスンも進んでいます。

   音楽学習は、本当に続けるのが困難です。誰でも、その時は興味で学習を始めるのですが、なかなか続けるのは大変だと思いました。何の学習でもそうですが、一時期の興味だけでは続ける事は難しいのです。

   特に器楽の学習の場合は、学習段階に一つ一つのハードルがあるので、特に続けるのは難しくなってきます。学習する側でも、仕事の問題、費用の問題、練習の問題、あらゆる理由を口実にして、続けられなくなってくるのです。

   これまでも様々な方がスタジオを訪れて、学習して、一定期間終えると、去っていく方がいろいろありました。人それぞれで理由はあるのでしょうが、音楽学習を続けていくことの難しさは、何でもそうでしょうけれども、特にあると思いました。

   音楽が好きで、歌が好きで、少し覚えたいとか、その程度の気持ちでは、続けられないと言う事は、ますます明らかになっています。

   やはり音楽することの意味、自分の人生にとっての有効性、自分の人生の目標との関わり、それから音楽を系統的に学習していく目標の高さなどが具体的に設定されているかどうかが問題になってくるのです。ハングリー精神がなければ、続かないとも言われます。本当に音楽学習を続けることの難しさを、おそらく一人ひとりが感じているのではないでしょうか。

   一人一人が音楽学習を続けることの意味や目標などを具体的にに設定して、その目標に向かって持続的に取り組むことが必要になってくるのです。

   ある程度力量があって、周りからも褒められる方々は要注意です。現在の自分のレベルで満足してしまって、目標に向かって努力することを阻まれてしまうからです。

   いわゆる自分のレベル、周りからの賞賛による自己満足の世界への思い込みの幻想に落ちてしまうからです。謙虚でハングリーな方ほど、目標に向かってひたむきな努力をするということが言われるのはそのためです。

   年齢のことを言い訳にする人もいます。なんでも目標に向かって努力しながら学習すると言う事を遮る理由は、身の回りにありとあらゆるものがあります。人間は弱いもので何でもいいわけにしてしまうのです。

   音楽学習は、ただ好きなだけだという理由以外の、それ以上の質の高いレベルの目標と実践的な課題を設定する必要があるのです。

    年齢は関係ないのです。そればかりか音楽学習は、健康増進や健康管理にも大きな力を発揮すると言うことを知る必要もあるのです。

    総じて、自分の生き方との関わり合いの中での自分への有効性と言うものを、きちんと確認する必要があるのかもしれません。

   音楽学習の続けることの難しさをなんとか克服しながら、一人ひとりのレッスン生は、自分の目標に向かって努力を重ねていってほしいものだと思いました。

   その向こうには必ず結果がついてくるし、自分への大きなご褒美、喜びとなって返ってくることが必定だからです。

   スタジオ開設以来8月で丸7年を経過しますが、辞めていったレッスン生にも何とか再びレッスン活動を続けて、音楽学習の素晴らしさを体得しながら、自分の人生の大きな収穫を実らせてほしいものだと思いました。

   これからも音楽学習の素晴らしさと喜びを、レッスン活動や実践活動の中で明らかにしながら、ひたむきに伝え続け、取り組んでいきたいと思いました。