唱歌を学んだ事のある世代と、全く知らない世代の線引きは、歌う会活動の大切な視点 | アカデミー主宰のブログ

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   昨日の歌声バスツアーの準備活動の中で、様々なことを考察していました。歌声世代の線引きを、どこでするかと言う問題です。

   抒情歌を学校で習ったことがあるかどうか、または抒情歌を全く聴いた事はないか、その世代の線引きを考える必要があると思いました。

   学校教育の中にゆとり教育が取り入れられるようになって、学校現場で、教材の中から抒情歌が削除されていった経緯あるからです。教科書に抒情歌が掲載されなくなって、学校の音楽教育で抒情歌が指導されなくなって、久しい年月が経過してしまいました。

   歌う会や歌声喫茶または歌声バスツアーでは、どうしても抒情歌や唱歌が必要になってきますが、それらを知らない世代がいるのではないかと言うことが明らかになってきました。

   それは学校に在籍していた時代に、学校で唱歌を指導されたかどうか、学んだことがあるかどうか、ということが大きな指標になってくると思ったからです。

 

   さらにこれまで生きてきた中で、全く唱歌を聴いたことがないと言う世代もいるのでいるのではないかと思い、その線引きはどこなのかということを考えるようになりました。

 

  いろいろ考えたあげく、その線引きは40代後半から50代前半の人々にあるのではないかという結論に達しました。でもその線引きの明確な線は、まだ明らかになっていません。

   みなさんの周りで呼びかけてみて、唱歌を学校で習ったことがあるか、または唱歌を聴いたことがあるかどうかを周りの人に聞いてみて下さい。

   その方の年代を確かめて、唱歌を学んだ世代と知らない世代の線引きを明らかにしてほしいのです。

   これはこれからの音楽活動の内容に関わる大切なことです。

  日本でのゆとり教育によって、昔からの音楽における豊かな教育内容が断絶してしまって、世代的に引き継がれない可能性があるからです。

   これからこの問題を明らかにして、歌う会活動や歌声バスツアーへの対策を立てていきたいと思いました。