昨日は、午前にFM収録があり、無事終了しました。
午後からが、グループレッスンに取り組み、難しい2曲を練習しました。
レッスン生は、難しい曲に取り組む傾向があります。やはり難しい曲を覚えたいという欲求があるからでしょう。
でもただの耳覚えでは、「なぞり歌い」(マネ歌い)以外の何物でもないのです。難しい音程や音符を、理屈を納得することが必要なのです。
音楽はその意味で、理知的な学習であるとも言えるのです。
理屈が分からないで、耳覚えだけの学習は、やはり限界があることが分かりました。
でも、理屈や音符が、全部が分からなくても、一生懸命覚える姿に、レッスン生の凄い意欲を感じていました。
本格的に練習するなら、難しい曲は、音楽の理屈を理解する必要があると感じました。
その基本が、大まかに言えば、「平均律」、「音階」、「音程」、「ソルフェージュ」などだと思いました。
それが分かってくると、目の前が開けるように、理解できるようになるのですが、そこが音楽の一番難しいところだと思いました。
音楽は、人それぞれで、学べば学ぶほど奥の深さを感じるものだと思いました。
それを学ぶ人にのみ、その奥深さと素晴らしさを教えてくれるのだと改めて感じました。