昨日は、午前にレッスンが1件ありました。
レッスン生は、これから年末まで、4回カラオケ大会に出場する方なので、その時に歌う曲をレッスンしました。
「発表会」でも、同じ曲を選曲したので、細かい修正をしながら、レッスンをしました。
レッスンが終了して、これから音楽の基礎をどのようにして身に着けていくかという話になり、楽器の練習が不可欠といことになりました。
私は、新しいキーボードが、近くのリサイクル店にあったことを思い出し、電話で交渉してあげました。
タイムリーにそのキーボードを購入することになり、一緒に行って、レッスン生は、破格値で購入しました。
最新型のキーボードを購入出来て、レッスン生は、喜んで帰って行きました。これからは、キーボードのレッスンにも取り組んでいくようでした。
午後からも、1件のレッスンがあり、無事終了しました。新曲の音取りに取り組みましたが、ピアノで丁寧にレッスンしました。
音取りの場合は、楽器で自分で音取りが出来れば、簡単にできるのにと思いました。
片手だけで音取りするだけでも大丈夫なのです。
楽器に取り組むことは、何も、難しく両手で演奏出来なくても、片手で弾けるようになれば、音取りは大丈夫なのです。
この方にも楽器や楽典の学習を薦めたいと思いました。
その他の課題もあり、1日が瞬く間に過ぎていきました。来週の出張先から選曲の提示がメールで来ました。
楽譜の準備も必要な曲もあるのですが、スタジオで楽譜が見つからない曲はネットで購入しました。
楽譜があれば、一二度練習すれば、当日までには、大丈夫です。楽譜が読めると、全くプレッシャーは掛からなくなるのが不思議です。
初見でも弾けるようになれば、練習するのも楽しくなります。
私の場合は、長年の経験で、どんなに複雑な♯や♭があっても、
そのノウハウを理解しているので恐れることはないのです。
楽譜を見た瞬間に、楽譜が読めるのです。このソルフェージュの力は、だれでも獲得出来るのです。
それを正しく指導するのが、レッスンなのです。間違った方法では、絶対に出来るようにはならないからです。
出来るようになれば、初めての曲でも演奏するのが楽しくなるものです。楽譜が読めるようになるのは、不思議な感覚かも知れません。
楽譜を読む力は、音楽学習者には、不可欠なのですが、それは、どんな楽器でも、一つでも取り組むのが、最短距離だということが、分かった感じがしました。
レッスン生には、自分で音取りが出来るようになれば、飛躍的に力がつくのだと思いました。その手助けをするのが、レッスンなのだと実感しました。
最初から一つ一つ音取りをしながら指導するのもレッスンですが、自分で音取りが出来るようになると、レッスンでは、その先に進めるので、上達が著しくなるのだということが明らかになっているからです。
自分に合った音楽学習のあり方を、一人一人が探る必要があるのだと思いました。