去る木曜日の夜、遂に来た…奴が…
 具足櫃である。
 余りの大きさに母公には佐川急便から受け取る現場を押さえられ、
 「何、それ?」
 と追求される始末。一応、一通り話すと、
 「ふーん」
 とのこと。もう、またか、という感じであった。

 見れば丈夫だが、どうも現代っぽい。朱塗りだが、漆かなぁ…。金具は微妙だし…
 江戸時代ではない気がする…

 でも具足櫃としては用を成すし、値段も安いからもって瞑すべしといったところである。

 今は、納戸の邪魔者として、中心に鎮座ましましている。