今日は泉総合運動場「柔道場」 | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

さて今日は日曜、通常稽古の日です

◆9/29(日)   通常稽古
【場所】泉総合運動場「武道館」  1階・柔道場
【集合】09:00
【稽古】09:15~11:45
【内容】クラス分け稽古
【連絡】汗まみれハゲ太は不在となります
         (県連主催大会への審判員出席のため)

本日は汗まみれハゲ太が稽古会場に行けないため、本日の稽古全体の統括責任者はU副館長にお願いしています。各クラスごとの稽古指導はそれぞれのクラス指導者にお務めいただきますが、総合調整や最終判断をするトップ(統括責任者)は、U先生にお願いします。


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昨日9/28(土)は、宮城県空手道連盟主催の公認段級審査会がありました。当会からは級審査で7名、段審査で1名が、この審査会を受審させていただきました。


今回の審査会場となりました、中新田高校の武道館の建物です。この日、修行の大きな節目となる公認段位に到達した方にとっては、いつまでも思い出に残る場所になることでしょう。


公認審査会は非公開で行なわれます。なので私が写真撮影するのは、この玄関までとなります。


昨日は級審査と段審査の両方を合わせると、60名を少しこえる人数の受審者が来ていました。
審査会と名のつく行事は、受審する段級に対してそもそも合格が見込める者にしか、道場責任者は受審許可を出さない・・・という背景があります。受かる見込みが低い者を受審させるのは、、不合格になって心がキズつくという事態を避けたいですし、なにより審査員の先生方に対して失礼になってしまいます。だから誰彼とわず審査会場に送り込む! なんていう方針の道場は、あんまりありません。

そういう背景があるため、審査の合格率は高いです。受かる可能性が高い人ばかりが受審するのですから、合格率が高くなります。
合格率が高いので・・・シビアに技量チェックされる段審査はともかくとして、とくに級審査は 「 受ければ、必ず受かる。受けた人は全員が合格する 」 という先入観をもってしまっている人がたまにいます。

でもその先入観は、まったく正しくないです。事実、昨日の審査会では、ある級位受審において複数名の方々が、事実上の不合格となっていました。受けた級への昇級を、させてもらえませんでした。
公認審査会のことですから、私がこのブログで詳しいことを書くのは控えます。書いてはいけないと思うので。

私が伝えたいことは、およそ審査会と名のつく行事において、「 必ず合格、全員が合格 」 などという結果保証は、ありうるはずがない! っていうことです。
受ける段級で求められる水準から乖離(かいり)していれば、当たり前ですが不合格になります。審査会というからには、それは当たり前のことです。審査をしているのですから。だから誰彼かまわず闇雲(やみくも)に、審査会場へ送り込むわけにはいきません。

今時点の当会稽古会員は、競技大会出場はとにかく回避しようとして、でも審査会への受審については熱き執念を燃やしていく・・・となっているように見える人達が、絶対多数となっているかもしれません。とくに今年度になってからは、その傾向が強烈であるように感じています。
でも合格するはず! と確信して受ける審査会でも、現実に上記のようなことが起こっているのです。これが現実です。

競技大会を徹底回避して、審査会ばかりに執念を燃やすという思考は、けっしてスマートではありません。その思考をとことんヒートアップさせてしまうと・・・「 審査は受ければ必ず受かると思ってるのか?  審査会をなめてんのか! 」 という事態になりかねない。
修行の世界で、偏り(かたより)を生じさせることは、まったく芳しくありません。いくばくかの偏りが出てくることは、それは人間の性(さが)なので、ある程度までは仕方ないです。でも著しい偏りが生じているならば、それは自発的に調整するほうがいい・・





さて当会の受審者8名の審査結果は・・





全員合格
させていただきました♪


私からのお願いで、8名の受審者全員にガッツポーズをとってもらいました。



昇級または昇段できた直後ということで、さすがに全員がうれしそうな表情です♪



当会恒例の、行事直後にやる会場内での反省会。

まずはK初段から。完成度が高いサイファの形演武と、闘魂のド迫力で『攻め』の組手、すさまじい右カウンターで組手審査を支配。じつに見事に、段位審査で一発合格してくれました!


「 審査会場の雰囲気に飲まれるのではなくて、自分から大きな気合いを出すことで、会場の雰囲気をぎゃくに飲んでやる!!  ・・・そういう姿勢を自分から出していかなければ、合格なんておぼつかない。
今日、受審した皆さんは、自分からソレをやれていましたか?」
・・・含蓄ある教えであり、館長補佐としての素晴らしい部内訓示でした。


「 困難な壁は、自分のほうから飲み込んでやる。自分の中にそういう心をつくるためには、対峙(たいじ)したその最初の場で、自分から大きな気合いを出しなさい。」



続いての発言は、本格格闘家で規格外のパワーの持ち主、Hお父さん。公認4級に合格。
全空連の空手道修行との、二足のわらじ。苦労を重ねてきたことによる人格の成熟さを、Hお父さんからいつも感じられます。


続いてはHお母さん(H館長補佐)。
今回、公認4級に合格。とても着実に、心技体を高めてきています。基本形の完成度もベリーグッドなのですけど、稽古に対する根性の座り方がスゴい!



次なるは、Kお父さん。
一歩一歩、自分の空手道の土台を固めていき、今回の審査で公認2級に到達。
よくぞ、ここまで階段を登ってくれました。その頑張りの継続、素晴らしいです!


審査員の先生方からの講評や注意事項、教えを改めてのべている、Oお父さんです。
他道場の受審者のレベル感を肌で感じたことで、審査を受ける前の準備期間、準備の質の必要性を実感された様子でした。公認審査会とは、そんな簡単にポンポン受けていっていいものではありません。



そして会場受審は初めてであったNお母さん。公認6級に合格しました。
なるべく当会通常稽古への出席を積み重ねていただき、もっと上を目指してくれることを、私は期待しています。


私は密かに、当会活動のオフィシャル理念である 【 野球だよ、野球~♪ 】 のセリフが出てくることを期待していましたが・・・残念ながらどの成人稽古会員からも、その崇高な理念の言葉が出てくることはありませんでした。
(涙!)



そして次なるは、小学生の受審者たちの反省会トーク。
まずは男子からということで、小3男子・Yくんが自分の言葉で発表してくれました。


そして小学生女子の反省会トーク。
公認6級に合格した小2女子・Hちゃんの登場です。



そして反省会のトリは、今回が会場での初受審となった小3女子・Rちゃんでした。



以上により、8名の当会稽古会員に反省会トークをしていただきましたが、、誰一人とし
て 【 野球だよ、野球~♪ 】 のメッセージを発する人はいませんでした。

涙!

野球だよ、野球~♪




そうこうしているうちに・・

昨夜はプロ野球セ・リーグで、ジャイアンツが優勝を決めました。優勝マジック 1 となっていたジャイアンツが、カープに勝利してリーグ優勝を決めました。

試合結果は、
    カープ 1点 ― 8点 ジャイアンツ

今シーズンの 「 打てないカープ、点を取れないカープ 」 を象徴するような試合でしたな。悲しかったです。
でもジャイアンツファンの皆さん、おめでとうございます。心から祝福を申し上げます。



でわでわ~