立場として当たり前のマナー・道徳 | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

本日5/9(木)は、プロ野球の公式戦はありません。ゴールデンウィーク中ずっと試合をしていた各球団にとって、一日だけの休日です。本日だけが休みで、明日からは連戦が始まります。


本日時点のセ・リーグ順位表です。
【上画像引用】日テレNEWS様記事

首位・タイガースは貯金3。
2位・ジャイアンツは貯金2。
3位・カープは貯金0で、勝率5割。

セ・リーグは混戦状態です。開幕からブッチギリの首位であったドラゴンズが、本日時点では最下位になっています。が、そのドラゴンズだって借金2ですから、2連勝すればアッ!という間に勝率5割となり、カープと並びます。

セ・リーグは各チームが30試合以上をして、今シーズンの傾向が見えてきました。やっぱりタイガースの底力がスゴいのですけど、昨シーズンのような圧倒的強さではありません。
結局はタイガースが今年もリーグ優勝すると私は思いますが、昨年のようなブッチギリ優勝は難しそう。そんな印象です。





さてさて・・

カープで主軸を打っていた西川 龍馬(にしかわ りょうま)選手。昨年のシーズン終了後にFA宣言して、ご自身の出身地にほど近い「地元球団」のバファローズへ移籍しました。セ・リーグから、パ・リーグの球団へと移籍しました。

カープ時代は8年間の通算打率が、2割9分9厘。
昨シーズンの打率は3割0分5厘で、セ・リーグのバットマンレースの2位。「準」首位打者。

卓越したバットコントロールの技術で、ストライクゾーンから大きく外れたボールを打ち、それをヒットにしてしまう、天才肌のバッター。セ・リーグ時代は天才打者とか、曲芸打ちとか、悪球打ちの天才などなど、リスペクトをこめた愛称で表現されていました。


今シーズンからバファローズの選手になっている、西川 龍馬外野手です。
【上画像引用】日刊スポーツ様記事


その西川選手が今、前評判を大きく下回る打撃成績で、バファローズファンからも批判の声が出始めています。バットコントロールが抜群の天才打者・・・であったはずなのに、今シーズンのペナントレースにおける打率は、本日(5/9)時点でわずか1割9分8厘。ヒットを打つときも、得点チャンスとはあまり関係ない場面で打つことが多く、得点チャンスの打席では凡退するシーンが目立つようです。

昨シーズンのセ・リーグ「準」首位打者が、パ・リーグのチームへ移籍したとたんに、、期待された3割を打てないどころか、なんと2割にすら満たない1割台。かろうじてバファローズのスタメンとして試合出場しているものの、その打順は7番まで降格。。
今のままでは、いつスタメン落ちや2軍での調整を命じられても、仕方がない状況です。

「 パ・リーグの速球投手・パワー系ピッチャーに適応できないなら、カープに帰れ! 」
・・・などの厳しい声が、バファローズファンからも出始めているそうです。

これは超高額年俸かつ複数年契約を約束されて移籍する、FA選手のつらいところですね。チームの生え抜き選手とはいくらか立場が異なり、助っ人とか、優勝請負人といったニュアンスを大きく背負うことになるからです。即戦力になることが当たり前だ! と見られている立場であるからです。
並みの成績では、許してもらえません。ましてや今の西川選手は、並みの成績にすら至っておりません。

一般に「 助っ人 」と呼ばれている外国人選手は、成績が期待外れですと一年でクビになります。翌年の契約をしてもらえません。大変厳しい世界です。
しかしFA選手は大抵、球団から超高額年俸をもらいつつ、しかも複数年契約をしています。つまり外国人の助っ人選手よりも、条件面でかなり恵まれているわけです。いい条件で契約しているのですから、即戦力となって好成績をだすのは当たり前であり、ソレが出来なければ批判の対象になる。。



昨シーズンはカープで4番を打っていた西川 龍馬選手ですから、カープの実力をパ・リーグ球団に示すためにも、ぜひ西川選手にはバシバシ打ちまくって活躍してほしいです。カープの4番打者は、パ・リーグにきてもバシバシ打つんだな、、と。多くのプロ野球ファンからそう見られるような活躍を、ぜひしてくれることを期待しています。

その西川選手ですが、打撃成績とは異なるところでも、批判が出ているそうです。凡打したときに、一塁まで全力疾走しないという 怠慢プレー

中心選手がそんなことを平然としていたら、チームの士気(しき)が低下します。チームの雰囲気を悪くしてしまいます。試合に勝とう! という戦闘集団としての真剣さが、知らず知らずのうちに消えていってしまう結果を招きます。だから成績いかんに関係なく、怠慢プレーは懲罰の対象になったりします。



パ・リーグを3連覇中であるバファローズの、戦闘集団としての雰囲気を、FA加入の西川選手が (怠慢プレーをすることで) 壊ししてしまっている。西川選手は、バファローズというチームの空気に合わない。カープに帰れ!
・・・そんな過激なことを口にする者も、出始めていると聞きました。

でも西川 龍馬選手はFA移籍の選手ですから、バットで結果をだすしかありません。マナー違反の批判は厳禁ですけど、常識の範囲での批判がでるのは仕方ありません。それがFA選手の宿命ですから。





たとえ凡打でも、一塁まで全力疾走!
怠慢プレーは、チームの空気を悪くする。
アウトになるまでは、気を抜かずに全力プレー!!

・・・私が投稿するブログは、どれ一つをとっても当会のことと関係しています。どう読んでもカープ情報にしか見えない投稿であっても、しっかり深読みすると当会についての何かと関連しています。私のブログは、すべての投稿が当会活動と関連した内容にしています。

今日のブログもどう感じて、何を学びとるのかは、読む人しだいです。直接はっきり言ってくれないと、わかりません! ・・・などと怒っている人は、怒るほうが間違っています。武道の世界は、以心伝心(いしんでんしん)です。

私のブログは、どの投稿一つをとっても、必ず当会活動と関連させています。各自が深読みして、行間から何かを学びとるようにして下さい。

凡打でも、一塁まで全力疾走
全力疾走、、つまり真剣さ。そしてマナー。
そうすることが選手としてのマナーであり、当たり前のプレイヤー道徳です。グラウンドに立つ者が、当たり前にやらなければならない礼節です。野球という種目と、自チームにたいする礼節の姿勢です。

私に向かって、
「 一塁まで全力疾走したくても、道場の中に一塁ベースがないから、どこに向かって全力疾走すればいいのかわかりません! 」 
って言わないでね。
(涙!)

でもそう言ってくる人は、まだいいほうなのかもしれません。道の師匠が、(修行者という立場にある者のマナー・道徳として)こういう反応・対応をしなさい! と明確に教えているにもかかわらず、その指示にたいして完全無視でなんのリアクションもしない者よりは、はるかに良いです。

初歩的なマナー・道徳についてすら反応も対応もせず、自発的意思で拒み、やろうとしない者。「 こうしなさい 」という道の師匠の声すら真剣に聞こうとせず、反応も対応もしない者は、、武道修行のスタートラインに自ら立とうとしていない人です。そういう次元にある人は、どれだけ出席ポイント数が累積していっても、審査を受けてはいけません。私が受審申込書を受け取りません。

野球で一塁まで全力疾走しない選手が、スタメン起用されなくなることと同じように・・・武道の世界において初歩的なマナー・道徳をやろうとしない修行者は、審査を受けてはいけません。
昇級昇段を考えていい稽古会員は、ごく初歩的なマナー・道徳を、もう当たり前にやっている。武道とは、人格向上のために取り組む修行の道なのです。だからマナー・道徳の意識をもち、必ず反応をしなければいけないのは、当たり前のことです。




今日のブログはここまでです。
ではまた。