お天気にも恵まれた2024年の大型連休、コロナ禍の行動制限解除から1年となりいよいよマイホーム購入に動き出した方もいらっしゃると思います。
ただ残念ながらこの時期に安易にマイホーム購入の契約をしてしまい、よくよく考えたら早まったのではないかと不安になって私の所にご相談にいらっしゃる方は毎年のようにいらっしゃいます。
色々な相談がありますが、多いのは
「契約したマイホーム、住宅ローンが高すぎたのではないか」という相談です。
マイホーム見学や営業の方のセールストークに、悪い意味でその気にさせられて契約してみたけれどこれから先子どもが大きくなって教育費がかかる、老後資金も貯めないといけないと考えると住宅ローン4000万円、5000万円という人生を懸ける巨大な借金を抱えることに不安になる方が多いです。
そうならないように最低限マイホーム購入に動き出す際に気を付けるべきことが色々とあります。
大きな点を1つ紹介します。
基本的なことですが、5000万円で買ったマイホームの価値が5000万円ではありません。
特に新築の場合、もしも売りに出すとなると中古ということで大幅に価値は下がります。
5000万円で買ったマイホームが4000万円でしか売れないとなると、住宅ローン5000万円から4000万円しか返せませんから1000万円という借金だけが残ります。
住宅ローンを借りてマイホームを購入するということは、突然資産と負債のバランスが崩れるということになります。
ちゃんと毎月毎月の住宅ローンを返していければ問題ないのですが、もしも返せなくなると強制的にマイホームを売却させられる可能性があります。
頭金の用意や購入後の家計管理をしっかり考えることが大切です。