台風の影響で前線が活発になり、雨が強くなりました。宮城県多賀城市付近には落雷もあり、かなり大きな雷鳴が響き渡りました。

 写真は仙台市宮城野区岩切と泉区松森の区境付近の七北田川左岸(北側)の田園風景です。こんもりとした森が見えたので近くまで行ってみました。右側(南側)の木立には民家があり居久根(イグネ)のように思います。左側(北側)の木立には鳥居と社殿がありました。

 ここから少しだけ下流に、松尾芭蕉が渡ったのではとされる「矢溺(やはば)の渡し」があったと言われています。そこには渡し守の屋敷と、水難よけの神様(熊野神社)が祀らていたという伝承があり、時代はわかりませんが、この地への遷座があったことが伝わっているそうです。(岩切探訪の会作成「岩切の歴史散策マップ」より」)

 北は松森城と岩切城、南は笹森城に囲まれていますので、合戦の舞台になったかもしれません。