東日本大震災の集団移転予定地内で発見された1,400年前(飛鳥時代)の「線刻壁画」、山元町の合戦原(かっせんはら)遺跡で一番大きい横穴墓の壁に刻まれていました。

 被災者の生活再建か文化財保存か、早急な判断が求められる中「移設保存」が決定されました。13のブロックに分けて取り出された壁画は、発見から3年半の月日を経て山元町歴史民俗資料館で一般公開されました。やはり実物の持つ質感は素晴らしく、本物の迫力を感じます。

 見学中に福島県沖を震源とする地震が発生しました。マグニチュードは4.5、震度2でしたが、このような場所で遭遇するとちょっと焦ります。途中でしたが早めに帰ることにしました。

↑ 町役場