JR常磐線坂元駅から新しくできた道路でアクセスします。かさ上げされた道路に入り南に向かうと、すぐにこの建物が見えてきます。以前は民家に囲まれていたのでしょうか、海に近く避難できるような高台がありません。

 校舎のデザインは学校としては個性がありますが、浸水を想定した敷地のかさ上げや丈夫な柱、外階段や屋上の屋根裏倉庫など、子どもたちや住民の命を守る考えが反映されています。 

 到着するとすぐに別棟の事務所から係りの人が出てきて、パンフレットを渡してくださいました。震災の風化を防ぐともに、学校での防災や災害への備えを学ぶ社会教育施設の位置付けがあるようです。時間を確保してまた来たいと思います。