今日は最高気温が25℃を超えましたが、桜の季節は続きます。

 仁王門には、平成18(2006)年に解体修理復元工事を行なった際の銘板が取り付けられていました。銘板には、薬師堂と同時期に創建されたとなっているが、装飾面では室町期に通じる様式であること、慶長12年に薬師堂と一緒に建立されたという確証はなく、創建時期を示す墨書も発見されず、依然不詳であることから、古記に散見する「茅葺薬師堂」時代、即ち「前身薬師堂」との関連も考えられ、創建を中世末期まで遡って比定することも可能であろうと記されています。

 先日吹替えられたばかりの茅葺きがポイントのようです。中世末期は室町時代、市内で一番古い建造物となります。それにしても茅葺薬師堂とはどのような建物だったのでしょうか。興味はつきません。

↓ 若林区一本杉の桜、倒壊のおそれがあるため伐採される予定。見納めです。