宮城県大崎市田尻の恵比須田遺跡は、昭和18年(1943)に日本最大級全長36㎝の遮光器土偶が、ほぼ完全な形で発見された縄文時代の遺跡です。集落東側の農地に説明板が立っていました。付近には、ラムサール条約登録湿地の「蕪栗沼とその周辺水田」、世界農業遺産「大崎耕土」の案内板もあります。

 青森県つがる市木造 亀ヶ岡石器時代遺跡(世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」)出土の有名な遮光器土偶と同じく国の重要文化財に指定され、東京国立博物館所蔵となっています。

 市内の田尻総合支所庁舎内、加護坊温泉さくらの湯の公園の中の宿ロマン館、多賀城市の東北歴史博物館で複製ですが見ることができます。