[16番]TOMIX E231系1000番代加工編1 | 仙カタの模型製作日誌

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今回はE231系1000番代の加工編その1ということで、動力車を詳しくみていきます


個人的に気になっていたのは使用モーター。

これまでの0番代(総武緩行線、常磐線)はCN22モーター(EN22)を使用しており、低速からとても滑らかに走行していました

1000番代はいかに。

上:E231系1000番代

下:E231系0番代(総武緩行線、常磐線)


1000番代の方は左右にウエイトが載っており、長方形のプラカバーがねじ止めされています

また床より上の部分のモーターが飛び出ている凸部の形状も異なります

1000番代の方は細長いモールドです

ということはCN22ではないということがこの時点で分かってしまいます...


さらに分解してみると


CN16でした...

これは残念です

CN16は低速が効きません

なお、左端に写っている緑の基盤は動力専用基盤でモーターの起動電圧の昇圧回路のようです


ちなみにEC-1で動かしてみた様子です

加減速は最小設定

CN22ほど低速は効かなく、加速も最小設定のものの初速が速めに感じます

個人的にこの走行性能では満足できません


ウチには以前、いつか使うだろうとオークションで購入していたCN22がちょうど2つ(編成分)あります

見比べるとモーターの筒の大きさが全然違いますね


これはCN22に置き換えたいところ


よく見てみると

今回の動力車はなんかCN22が入りそうな余白が筒の左右にあります



シャーシの造形を見ると0番代と似ていることが分かります(いづれも上:1000番代、下:0番代)

これは少し加工すればCN22が比較的簡単に入りそうです


早速加工していきましょう

矢印の5箇所を削っていきます

青矢印と赤矢印は全て、黄矢印はモーターホルダーなので、流用すべく一部を切り取ります


モーターホルダーはこのように切りました

黄矢印が元々、赤矢印は一部切り取った状態です

あとは実際にモーターを嵌めてみてキツければ少し削ります


モーターの金色の円盤の所に引っ掛かるように取り付けます


また床パーツも干渉する凸部を切り取ります

両脇がほとんど余裕がないので、分断しないように注意


集電板もモーターに干渉するので切り取ります


座席を戻して、組み直します


車体を被せて車内を見ると、モーターが目立ちますね

ここは床と同じ色をシールを作って貼るなどのカモフラージュが必要でしょうか


動作確認すると無事に動きました

今後EC-1での動作検証をしようと思います