どうも牛です。

 

GWいかがお過ごしですか?

わが子たちは塾がない中、何とか問題を解いております。

長女のユリウスはGW特訓みたいですが、我が家は追加課金せず平時の講習。

 

さて、そもそも中学受験をしようとしたものの、

基礎的な知識がない私。

一応院卒なので、書籍から入ろうということで何冊か買っています。

そこで、読んだ本の感想など。

 

最初に買ったのは井上修『中学受験で大好きな学校に入ろう』(ちくま新書)。

著者は日能研系の中学受験雑誌「進学レーダー」の編集長です。

出版は去年の年末なので新しめです。

 

受験雑誌の編集長による著書なので、親世代の中学受験との違いや

高大連携、受験問題の傾向など直近の入試トレンドや

単に偏差値では比べられない学校の特徴など網羅的に中学受験知識が得られます。

難点としては、日能研関係者の視点であるということ

(SWYに通わせている人はどう読むのかしら?)と、

御三家など伝統校を重視しがちで、

国際系を軽んじている点(特に「駅前国際」というネーミング含め)など

筆者独特の価値観が気になります。

まぁ、芝国際をめぐるゴタゴタを見ると、

筆者の指摘する点も、あながち間違っていない部分もあるので、

親の側で補正しながら読めば問題ないかと思います。

新書で読みやすいので、ざっくりとしたトレンドや知識を得るには

手に取りやすい一冊と言えます。