どうも牛です。
 

長女の春期講習がようやく、きょうで終わり、明日確認テストです。
日能研の春期講習は2~3月の内容の復習のはずなので、

定着しているかどうかが試されます。
子ども曰く「宿題は出ていない」とのことで(本当かよ!)、

この春休み中は日能研の4年生の基本問題集の復習と、

通っている教室独自の単元ごとのまとめテスト、そして漢字の復習に充てました。
 

日能研の新5年生の春期講習は前半と後半に分かれていて、娘は後半組でした。
では、春休み前半は何をやっていたかというと、

長女は日能研系列の個別指導塾ユリウスにも通っているので、

そちらで苦手教科・算数の弱点補強対策・春期講習をやっていました。
中学受験は完全に課金ゲームになっております(死)
 

新2年生になる次女は、3月に早稲アカのチャレンジテストを受けてみました。
結果そこそこ良い成績がでたので親子ともども気をよくして(笑)、

体験授業をすっ飛ばして、きのう・きょうと春期講習を受けてみました。
初日終わったタイミングでは、内容自体好印象だったようで、

先々通うことになるかもしれません。

そちらの続報もどこかで触れられたらと思います。

さて、本題。

父親として「どこまで勉強にコミットするのか?」など、

語りたいことは色々あるのですが、

きょうは塾に通う理由について考えます。
 

私は地方の出身で、地元に私立中学は1校(しかも進学しても高校からは女子高になる)だったこともあり、中学受験をしておりません。
また、家庭が裕福ではなかったのと、授業にはついていけていたので、

塾に通うことなく大学までは入れました。
(自慢ではなく、長期休みには学校に朝から入りびたり、先生を使い倒しました)
なので、正直なところ「塾に通えば、成績上がるっしょ」と思っていました。
いざ、娘の中学受験を考えるにあたり、「平成教育委員会」世代の私たち夫婦は、

特に考えなく日能研の全国テストを受験させました。
「平成教育委員会」は、1990年代にフジテレビで放送していた中学受験の問題を、大人が解いて頭を悩ませるクイズ番組。問題監修を日能研がしていた。

 

テストの結果、入塾基準を突破したので(本当にそんなのがあるかはよくわかりませんが)、そのまま小3の秋から、日能研に通い始めました。
その「判断は誤り」だったと今は思いますが、

その件はまた書くのできょうは続けます。

それで塾の授業だけで成績が上がったかと言えば、「」です。
通わせ始めて放任で半年、

教務のスタッフとの面談でコミットし始めるまで1年、

子どもに合った勉強のやり方を試行錯誤すること1年で
ようやっとリズムができてきた感じで新小5の春休みです。

この過程の失敗談については、またどこかで書きます。
 

ここで塾に通うメリットついて改めて考えたいと思います。

私は今のところ日能研しか経験がないので、自身の経験しか語れないのですが、
よく言われることとして、塾による一長一短はあります。
例えばSAPIXは難関校合格実績が凄いが親伴走型、

四谷大塚は入塾テストが難しいがテキストが優秀、

早稲田アカデミーは宿題が多い、

日能研は宿題少なめで中堅校に強いといった感じ。
詳しくはこちら↓
首都圏の4大受験塾は「親が子をみられる時間」で選びなさい


こういったことを知ったのも、割と最近という情報弱者ですので、
焦りながらこの文章を書いているわけですが、
それでも1年半子どもを日能研に通わせて、学んだこともあります。
日能研の強みについては「判断の誤りは誤りだった」ことも踏まえて

どこかで書ければと思います。
日能研に通えてよかったことのひとつに、

勉強以上に「情報を得ること」ができたということがあります。
例えば、面談の際に、子どもについて、「なんとなくこういうことをこういうことをしたいようだ」という漠然とした情報から、
「だったらこういう学校がありますよ」と教えてくれること。
首都圏だけで300校の私立中学があると言われ、

そのうち自分の子どもに合う学校はどこかを探すのはとても大変なこと。
そんな時に具体的な学校を教えてもらえたことは、

志望校探しにはかなり役立ちました。
教えてもらった学校について調べるうちに、

「ここはどうですか?」とかこちらから聞けますし、「ここは共学になってこうなりそうです」などのい新しい情報も教えてもらえますし。
もちろん、親の側がアンテナを高くして、調べればできなくはないですが、

経験がない私のような親はあてを付けることすら難しい状況ですから、
塾スタッフとやり取りできるのはかなり役立ちます。

また、日能研では、入試結果を元に算出した合格可能性80%の偏差値をまとめた

R4偏差値があります。
塾外の人でも、入試報告会に参加すればそのデータにアクセスできるのですが、

これが本当に便利でした。
自分のこどもが第一志望校にどれぐらい足らず、

その学校を受けた子がどういったところを併願していたのか一目瞭然。
これから、学校見学を本格化するのですが、

その学校をどこにするかの優先順をつける上で、大いに参考になりました。
また、日能研では日能研生の親限定の学校説明会があります。
教室に来てくれ学校担当者が説明してくれますので、

合同説明会や学校側の説明会よりも少人数で質疑が可能です。
これもまた「情報」のひとつです。
子どもの勉強はもちろんですが、

「情報」を得るために通わせている部分がかなりあるとわかった1年半でした。

受験時の併願校選び、そしてその組み合わせ方などについても、

素人は手が出せないような気がしているので
今後も塾の情報はフルで使いたいと思います。

こういった形で断片的にではありますが、
我が家の体験を出していければと思います。
楽しんでいただければ嬉しいです。

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