最初は軽いうつ症状、社交不安障害になりうつ病に至る。

 

その期間、約20年。

 

20年間も根本的解決を図らず、ただただ精神科に通い薬をもらい飲み続け

悲観的思考をグルグルさせたり理由もないのに無気力になり自暴自棄の日々

 

いつもより調子が良い日にたまたま家族と入った喫茶店、店主に本日はお近くからですか?と声をかけられ、自宅は1時間ほど離れた場所で、うちの子の気晴らしにドライブしながら寄りました。と答えた。

 

様々な話をしながら実はうつ病でと伝えると、店主の娘さんもうつ病を6年ほど患ったが今は元気に暮らしているという話を聞いたそうです。

 

店主の娘さんは、最初は適応障害から始まりその後、うつ病になり小さな子どもを抱えながら3年ほどは寝たきりの生活でしたが旦那さんが薬では治らないと感じ4年目になるころ独学でうつ病を学び、翌年に心理カウンセリングを受けさせる必要があることに気付きました。

 

この店主の娘さんは14年ほど前に私が治した患者さんでした。

その紹介で来所された方がこの20年間、薬漬けになっていた方で6種類(眠剤・抗不安薬・抗うつ薬、漢方薬)も飲んでいる状態でした。

 

医師からの紹介状も持参されたのですが、主治医は3回変わり医師にとっても非常に難しく困難を極め同じ薬を出すので精一杯という感じのようでした。

 

性格の修正、生活の見直し、減薬準備、多段階的に確実に着実に安定させていき薬も不安薬のみにまで減薬させるまでに1年8か月を要しましたがご家族の協力もあって2年3か月で医師から寛解診断を頂きました。

 

振り返ると最初の6~8か月は習慣と薬の影響でだるい日も多く思うようになりませんでしたが、身体から薬を抜きながら意思で思考と行動をコントロールできるようになり、笑顔が増え運動も出来るようになり行動範囲も広がり感情も強く出るようになった頃からは順調に回復と順応ができたと思います。

 

 

私はうつ病の7割は比較的簡単に治ると思っています、残り3割のうち1割は難治性で環境要因を変えることが難しい、周囲に理解者がいない、知的や発達特性など他にも要因があるなど治療者の力だけではどうにもならないケースがあります。

 

まずは自分はどのようなうつ病なのか、専門家に相談してみると良いでしょう。日本全国に熟練者はおります諦めないで下さいね(^^♪

 

 

 

 

 

夫と話をしても話が続かない、常に主語が抜け突然会話が始まる。

感情もない、うん、あー、あーどっちでもいいなど意思がない。

大丈夫?など心配する言葉を言わない。

 

意思がないのか?興味がないのか?

空気を読めない発言は身勝手な性格だからなのか?

 

まるでうちの夫はロボットのようだ。

 

そんな相談が毎日のようにあります。(夫の問題以外にも子供が不登校を抱えているケースもあります。)

 

このロボット夫の原因の多くがASD:自閉症スペクトラム障害(旧アスペルガー症候群)です。

 

最近、来所された方の中には石巻市の心理カウンセリングルーム、夫婦カウンセラーから話し方を変えれば問題は解決すると言われ、話し方の勉強(私は〇〇が嫌いから私は〇〇が好きに変える等)を何度も受講したそうです。結果、1年通ったが改善しなかったとのこと。

 

改善しない理由は、ASDは表出に課題があります。

頭でイメージや感情があっても表に出し表すことが苦手だったり、心情判断や相手の意図理解(言葉から考察する)が苦手なのです。(心理カウンセラーや夫婦カウンセラーと名乗っていても知識がない人は多いです。)

 

特にASD傾向としては、拘りが強い、頑固、話の意図理解が苦手、同じ話を繰り返したり話を分かりやすく端的に伝えるが苦手、感情表現や心情判断が苦手、状況判断が苦手などが挙げられます。

 

そして、更にADHDも持つ方も割合として多いので、マルチタスクが苦手、忘れ物、早合点する、衝動的などがあると夫婦喧嘩になり自閉・回避(自室に籠る・無視する・言葉が出ない)したり感情的に言動したりするケースもあります。

 

そして上記のように、子どもがASDやADHDで不登校になっている(二次障害)ケースも多数あります。

 

このような原因に気付かずに相談所や心理カウンセリングルームで同調だけされて問題が解決しないケースやあなたはカサンドラ症候群だ!と言われ被害者意識を強化され通わせられた挙句に離婚問題に発展するケースもあります。

 

ASDの配偶者に必要なのは夫を共に否定する味方ではなく、双方を理解し解決する専門家です。

また、原因(ASD:特性)ときっかけ(口論理由:内容と性格)は別です。

 

その他、ASDは熟練の心理士であれば認知行動療法を教え、更に夫婦仲を改善させる方法を知っています。

 

ロボット夫だ!と感情的になる前に、原因と対策(具体的にやるべき事)を学びましょう。

問題解決も夫婦不調和も改善が可能なことなので離婚を考えている方はせめて1度くらいは原因に気付き改善・解決を1度は試みて下さい。(感情で結婚し、愚痴だけ言い合い感情で離婚する前に。)

 

 

そんなの当たり前だろう

あなたの発言は生産性が無い

そんな浅墓な考えだからこの結果なんだ

あなたのせいで私は疲弊している

 

このような思考を持つ方の大半が「短気」で「他者を否定し自己を正当化」する傾向が強く

自分は被害者だという意識を持ち、他責した発言を繰り返します。

 

また、この他責思考の側面には「善悪思考」が隠れており、自分は正しい相手は間違えている

自分は相手を正しているんだという歪んだ正義感と価値基準が存在します。

 

その結果、相手の言動の経緯や事情、心情よりも、自分の評価や結果を重視し相手を否定し自己を正当化し被害者意識をもって相手を責め立てたり責任の追及を行います。

 

場面によっては学校等でのモンスターペアレントになるケースや無理難題を言ったり押し付けるクレーマーになったりします。

立場を利用し曲解し非常識な振舞を行い世を正したかのような思考に至ります。

 

この領域にまで歪みが進んでいると、密室の裏面行為(職場や近所住人、知り合い等には知られずに横暴な態度をとる=密接な対人関係に影響を与えない領域)に至り悪意が増幅した言動を自身も抑えることが出来なくなります。

 

このように、他責思考・モラハラ思考の人間には共通する点があります。

 

1.自分が正しいと思っている

2.相手を正そうと考えている

3.自分は被害者だという意識がある

4.相手に問題があると考えている

 

更にモンスター・クレーマー思考の病的な性格の場合

1.相手を責め立て自分の欲求を叶えようとする

2.相手の言い分や都合より自己都合に合わせた解釈と要求をする

3.会社や近所住人等、身近な人物に自己の横暴な態度が知られない(知る由もない)という思考がある

 

非常に身勝手で幼稚な思考だと思う方が殆どだと思いますが、このような方は世の中に増えてきているのも事実です。

飲食店や交通機関、理美容業などで突然のキャンセルや音信不通などで発生する損害もその類です。

 

この時代、責任感や正義感、思いやりや愛情、心配や配慮、人様に迷惑を掛けず己の行動に責任を持つ。

という人は今の日本では貴重な人材なのだと感じます。

 

我々、心理の業界でも、元学校の不登校担当だった人が不登校相談を急に投げ出すという人がいたりします。自分の利益だけを考え学ばず努力せず適当なアドバイスをする心理士もいます。我々の業界以外にも、最近はクラス担任でありながら飲酒運転して逮捕される人もいます。(児童への影響を考えていない)警察官で盗撮、煽り運転してる人もいます。(社会的影響や組織への信頼を考えていない)

 

こんな世の中だからこそ、せめて自分と自分の周囲だけでも常識と責任ある行動を心に誓い他者に思いやりを持ちたいものですね。

 

今週は、そんな時代が生んだモンスターをやめたい方々、モンスターに参り適応障害やうつ状態の方々が多い予定です。

今週も全力でクライエントと向き合い結果を出したいと思います。