【灰形講習会】
4回にわたって講習会を開催しました
お稽古場に【灰形講習会】をします!!
と、張り紙をすると。
新しく入った生徒さんからは
『灰形ってなんですか??』
と質問が(・・;)
それはそうですよね!!
分らなくて当たり前ですよね
ということで、
灰形とは??
この風炉と呼ばれる大きな器に、五徳や瓦を入れて
中心に炭を入れて、この五徳に釜を乗せてお湯を沸かすのですが。
この茶色いコンクリートのように固そうなもの。
これが灰なんです
この灰を灰匙を使って綺麗に整えます。
そして整えたこの灰の形を【灰形】と言います。
今回は基本となる押切二文字という灰形。
まずは、釜や風炉、風炉の下に敷く敷板などの説明や
釜合わせといった、風炉と釜の高さの調節の仕方などを説明させて頂き、
灰を入れる前に、瓦を敷くなどなど・・・
基本的な事から説明致しました
↓↓こちらは灰づもりと言って、灰匙で触る前に筆などで先に灰の形を整える作業です。
↓↓早速、灰匙を使って灰形を作り始めたところです
↓↓途中経過・・・
↓↓完成
説明が進めば進むほど・・・
皆さんの顔が険しくなってましたが( ゚∀゚; )
さて!!
いよいよ皆さんで作ってみましょう!!
『これってこんなに柔らかいものだったんですね』
『そっか。灰だもんね』
『こんなに細かい作業とは思わなかった型押しみたいなのでガッチャン!!!とするものだとばかり。』
なーんて声も(;´▽`A``
見てると簡単そうですが(´ε`;)ウーン…
実際やってみるとやっぱり難しいですよね
でも最後まで諦めず!!なんとか皆さん、完成させましたv(^-^)v
最後の仕上げに、真ん中に水の卦を書きます。
(火を扱うものなので水の卦を書いて火事を防ぐというおまじないみたいなものでしょうか)
はぁ~~やっと終わった(笑)
と、ほっと一息。
お菓子は朝顔です
やさしい甘さに癒されます
お花は
柏葉あじさいと矢筈すすきです。
普通よく見かける柏葉あじさいとは、少し違っていて
このあじさいはとっても繊細な綺麗な花びらで
この白さが本当に透き通るような綺麗さで・・・( ´艸`)
惚れ惚れする美しさでした
お茶会に行った際には、
講習会のことを思い出して灰形もじっくり鑑賞して楽しめる事でしょう!!