『 (I Can't Get No) Satisfaction』 The Rolling Stones
1979年の夏 新聞の紙面 1/4位を占めていた広告に「新型セリカ発表」の文字と その日の夜(深夜帯)ラジオ番組全体がセリカのCMの様な(そのもの!)番組が放送されました
その時に繰り返し繰り返し流れていたのが👆の『 (I Can't Get No) Satisfaction』
そして トヨタとしてはこれまでに無かった様な挑戦的なコピー
『名ばかりのGTは道を譲る』が何度も聞こえて来ました


『I LOVE JAPAN』 財津和夫
箱スカやケンメリとは縁がありませんでしたが JAPANは好きでした

「CMで振り返る1979年のクルマ」 Youtubeより
この年にマイナーチェンジされたCELICAに乗る事になってその後の人生が方向付けられたと言っても過言ではありません


前年に父親がカリーナセダン1800ccSEを購入する際 各社のカタログ収集は私の役目になりました

トヨタではカリーナとコロナ 日産ではブルーバード 三菱ではギャランΣ
要は 1600~1800㏄の4ドアセダンがターゲット

当時の(昭和51年)排ガス規制でパワーもトルクも落ち込んだ際の1600㏄のカリーナ4ドアに乗っていた親父ですが 車検時期が近付いて来た事と私が運転免許を取得した事で代替えを考え始めていた訳です

親父は前車がカリーナだったので最初からカリーナが第一候補であった事は間違いが有りませんでしたが 参考資料(価格も含めて)を欲していたので 授業の合間に私が各ディーラーに立ち寄ってカタログと価格表(一部では見積も! 何せ乗って行った車が走行距離10万Kmを遥かに超えていた車(中古のカリーナハードトップ)でしたので!

私の中では ギャランΣが一番かな~と
ブルーバードも良い車でした(初心者マークの私に何と「試乗車」を運転させていただきました)

仙台トヨペットにも同級生が就職しているとの話からコロナのカタログも と言う事になったのですが 何所の営業所に配属になったのか不明だったので カタログだけのご縁になりました


「CMで振り返る1978年のクルマ」 Youtubeより
1979年の動画のCMに登場したCELICAを購入(なんて言うと格好が良いですが親父の脛を齧って買って頂いた)した訳ですが この1978年に発売された1300スターレットになっていたかもしれないと言う事実が.....

一浪して大学に入学し 本来ならば?!東京で大学生活を送る予定だった筋書きが変わって 自宅から地元の大学に通う事となり 両親が描いていた「学費や住居・通学」に係る(掛かる)費用とは大きな違いが出て来たのです

この年に運転免許を取得して親父の虎の子の「新車 カリーナ」の寸法やデザインを変更されては敵わない(事故等の事)との判断から2年生に進学したのをきっかけに私の車を購入する事に決した訳です

高校の同級生で同じ部活だった友人がトヨタに営業で就職していたのでカタログを頂いてきたのが「1300cc新型スターレット」

家族会議の末 最初から「新車」では やはり寸法やデザイン変更の恐れが有るので 「慣れるまで(半年~1年間 つまりは『初心者マーク不要になる頃まで』)」は中古車で と言う審議結果となり 👆の友人に頼んで 探して貰った中古車が私の初の車「トヨタ カリーナ ハードトップ 2000スーパーデラックス」となった事は以前にも紹介しました

このカリーナがとんでもない車で 結局 購入後6ヶ月で1979年に角目4灯にマイナーチェンジしたCELICA1600GT-Rally になった訳でして.....

最初からスターレットの新車に乗っていたら その後の人生も変わっていたかもしれない!(ちょっと大袈裟ですかね?)


ラリー大好きな私にとって その後トヨタのモータースポーツ部門の責任者になったオベ・アンダーソンがハンドリングしていたスターレットのCMにはインパクトがありましたね

インパクトついでに

動画開始5分30秒頃からのトヨタコロナの映像
2000GTなので搭載されていたエンジンは18R-GEU 2000ccの4気筒DOHC 130馬力
サーキットのコーナーをカウンターステアを充てながらフロントタイヤをインリフトさせながらの走行!
コロナの様な長兄的な車にこんな映像で購入客が増えるとは想えないのですが(笑)