皆さん、
こんばんは
医学院の最年少を更新されたはやてです。
12月5日木曜日の授業報告を行います。
初めに肩関節の可動域の違いからどうアプローチを導いていくかと いう観点での進め方で参加者最年少のS君の施術をしながら行いま した。
動診をする上での所見は
・肩伸展→左肩伸展の方が可動域が小さい
⏩左肩の動きを妨げるコリを解消
するアプローチをすればよい
・膝上げ→右股関節を挙上がしにくい
(大腿前部に違和感)
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これに関してはコンタン先生に代わり佐山先
生が脛骨内側と前脛骨筋の付着部の剥がしでほ
ぼ違和感は消失したそうで、動きも大分変わっ
ている印象でした。
佐山先生が言うには、前脛骨筋部の剥がしを
行った時に受けていたS君が動いていたのが感
知できたそうです。
続いて術者のコリの触り方によって受ける側の感覚が変わるよって いうことをコンタン先生が実験を交えながら行いました。
触ったのは膝でしたが、膝のコリの触り方が
・患者の顔を見ながら触れる
→コリが出なくなる/軽減する
(患者が安心するからだと考えられる)
・患者の患部のみを見ながら触れる
→コリが出てくる
ここで言えることはコリがあるのをお伝えするという意識を持ちつ つも、 剥がす意識を持たないという矛盾した世界観で行うことが重要にな る。
またコリを見つけるコツとしては軽くなでる要領で触診の際に、 指が止まればコリと判断できる。
以上を踏まえた感想として剥がしの意識に関しては、やることは筋肉を剥がすという動作であるにも関わらず、筋肉を剥がすという意識を持たずにアプローチを行った時にある程度の結果が出るという何とも言えない世界観が今回も改めて非常に感じました。
そして受ける人あるいは施術を行う人の双方の空気感次第で緊張したり、上手く出来るという型にはまらない感じがまたおもしろく感じました。