岐阜県のテッキュウです。

2月の4日間コース、1日目に参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。

【つま先上げ下げ】

・ほとんどの方がつま先だけを上げてしまうが踵を押し込む事が大事。
・つま先上げで踵を押し込む際、内側で押し込む(つま先は外側が上がる)、真ん中で押し込む(つま先は真っ直ぐ上がる)、外側で押し込む
(つま先は内側が上がる)で違う。
また内転位か外転位でも違ってくる。
しかし背屈の動きだけでもたくさんあるので全てを動診するのは大変。背屈の場合、ほとんどが動き始めが1番効果が出るが、本当は1度ずつ確かめたほうが正確。(時間がかかり過ぎてしまう。)

※つま先上げ下げでたくさん上げたい人の場合、下腿部がつったり、筋膜など痛める可能性があるため、足趾を底屈位にする。逆にたくさん下げたい場合、足趾が下に着いた状態で背屈位にする。

【膝倒し】

膝だけ倒すだけではなく、足関節の内転、外転を意識する事が大事。足首も使って倒すように声かけすると良い。

※・操法は細かくやる事で上手くいく確率が上がる。
・動診の際、声かけだけで受け手の気持ち良い場所、楽な場所を決めるのではなく、受け手の体の連動を見て本当に気持ち良い場所を
把握しとくとよい。

実技

足関節の動きを意識した動診からの膝倒し、つま先上げ、足首のねじりについて

【膝倒し】

ただ膝を左右に倒した場合、左右両方とも不快や痛みを感じてしまう方も足首の動き(つま先ではなく踵を左右にスライドする動き)を入れる事でもっと正確に左右差を見る事が出来る。

※膝倒しの動診の際、操者は受け手の膝を少し支える程度にし、抑えこまないよう注意する。

【つま先上げ】

・動診→両方の踵の真ん中で押し込む方が良いか。左は内か外か、右は内か外か、もしくは両足共、外と外か(この場合、足をとじて行うと受け手は踵を踏み込みやすい。)
また両足共、内と内か(この場合、足を開いて行うと踏み込みやすい)

・またどちらの足が踏み込みやすいか。

などを見て操法を行いました。

【足首のねじり】

伏臥位と座位で実施

動診の際の注意点

・足首を動診する時、つま先を動かすのではなく、つま先は固定した状態で踵を内、外と動かす。
※つま先を動かしてしまうと実際、正常なのに不快感が出てしまう。

・操法の時の操者の手の位置について

踵は握り過ぎず、踵を内側に動かす時は小趾球をしっかりキープする、踵を外側に動かす時は母趾球をしっかりキープする。それによって受け手に安心感が生まれる。
また初動をしっかり受け止める事が大事。

【ゆらし】

注意点

いきなり触るのではなく、声かけをし、最初はご挨拶で足全体に触れ徐々に揺らしに入る。

※丁寧に始めて終わる事で施術時間が短くても十分な満足度が得られ事を体験しました。

以上、授業参加報告です。

今先生、コンタン先生、ご一緒して頂いた皆様、ありがとうございました。