群馬県のあやいろ整骨院の宇野和康です。
 
11月の4日間コース3日目に参加してきましたので、報告致します。
 
【那由多】
自分自身の存在がいるということは、その親、その親の親…という先祖の存在がある。
今の自分が生きているということは、その親の数だけの人たちに応援されている存在であるということ。
 
紀元前5世紀という釈迦(仏陀)が生きていた時代まで遡ると、大体、200代の親の存在がいるはずなので、2の200乗の数だけの親がいる。
 
2の200乗は、1.6x10の60乗。
那由多は10の60乗の単位。
つまり、1.6那由多の親がいるということ。
 
自分自身の存在が、それだけスゴイということを頭でわかっておくこと。
 
【皮膚操法】
お腹、腕、腰、ふくらはぎなど、あらゆるところを触れ、上下左右斜めにズラしみると、明確に差がある。
気持ち良さで判断がつかない場合は、呼吸が深くなるかでチェックをする。
 
【合掌操体】
両手を密着させる。
その状態で、内旋外旋、背屈掌屈、橈屈尺屈など、手関節の動きを色々と動診する。
動きづらいものが確認が取れたら、その動きの逆に動くように動かす。
例えば、右手の背屈がしづらい場合、キツすぎない背屈の状態から、掌屈の状態に持っていき、密着している左手では、その動きに抵抗をかける。
たわめ感、釣り合いの感覚を体の中で感じつつ、全身でその気持ち良さを味わうように動く。
 
手の平同士を密着した状態で慣れたら、指先だけを密着した状態でやってみてもいい。
手の平が密着したときと同様、動診で動きづらいものを確認し、その逆の動きをとる。
 
上記は1人ではもちろん、2人で組んで、手の平を合わせてやることも出来る。
 
【カリポリ操体】
全身の色々なところをひっかいてみて、気持ち良さを感じる。
 
【操体はいらない】
寝起きのときの伸びや、寝返り、貧乏ゆすりなど、無意識な動きは操体と考えられる。
 
自然と無意識的に気持ちいい動きを取れるようになったら、それでおしまい。
 
操体はいらない。
 
いつまでも抱えていないで、手放すといい。
 
【実演】
山口さんが腰が痛いということで、操法の実演。
「誰かやりたい人ー?」と今先生が仰ったので、私が立候補し、やらせて頂きました。
 
主訴は腰痛。
腰の後屈、右側屈で痛みあり。
膝立ちの仰臥位か、左側臥位が楽なので、前者を選択。
 
寝てみるとお腹周りに違和感があり、両手を乗せておくと安心感があるとのこと。
左のお腹が少し浮いている。
左の膝が、右と比べて開いている。
左右とも膝裏のコリあり。
 
お腹を守りたがっているようなので、その動きを促す、脊柱圧を選択。
 
両手を受け手の脛骨粗面周辺をフワッと、優しく触れ、そのまま、膝を持ち上げるベクトルで圧を膝にかける。
 
膝から腰、背中への伝わり感を感じられたら、あとは受け手の動きに釣り合ってついていく。
 
ここからは、無数に連動のパターンがあるので、どこを押さえて圧をかけると気持ち良さがありそうか想像し、触れて、必要であれば受け手に確認をするといい。
 
 
これ以降は、各々で組んでの練習となりましたので、以上です。
 
今先生、コンタン先生、芳賀さん、ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。