ケータイ基地局について | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。


ここ最近のケータイの躍進ぶりは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

おかげで、私もなんとか生活できているわけなんですが、

今回の大震災についてだけでなく、

こっちについても、クローズアップしてみたいなと思います。


実は、福島の原発問題に似たような話も、ケータイ業界にはあります。


その話をする前には、

やはり基本的な業界の実態も知ってもらわないといけないと思いますので、

少しずつ記事にしながら、核心に入っていきたいと思います。


ケータイといっても、もう、以前のように通話サービスばかりでなく、

今や、メールなどのように、非音声サービスが主流です。


最近は、非音声サービスに特化したキャリアも出てきてますよね。


こういったサービスをする為の基地局は、どこも同じ仕掛けになっています。


現在、国内でモバイル通信のサービスをしているキャリアで、

自前の基地局設備を保有している会社(つまりMVNO以外で)は、


①NTTドコモ

②KDDI (au)

③ソフトバンク

④イーモバイル

⑤ウィルコム

⑥UQコミニュケーションズ (WiMAX)


の6社です。


ちなみに、私は、このキャリアすべてについて、業務を請け負っています。

もちろん戦略、予算については、各社それぞれですので、

その受注割合は、その都度、変動します。


ただ、すべのキャリアにわたって、仕事をしているというのは、かなり珍しいほうです。


キャリアによっては、業者の棲み分けがきっちりできているところもあるからです。

簡単に言うと、新規参入が難しいキャリアもある、、ということですね。


この6社から、複数の元請会社に、基地局の建設や保全について、業務を発注します。

そして、私はこの下で業務を請け負っています。


ただ、業界的には、こういった仕事の実務をできる会社や、人材は少ないので、

同じキャリアの仕事でも、複数の元請会社を受け持つ下請け業者が、たくさん発生します。


さらに、私の場合は、一次下請けであったり、二次下請けであったりもしますので、

取引先というのは、かなりの数になります。

機密保持については、キャリア間、元請会社間でそれぞれ発生する為、

データの処理、保管については、かなり神経も、費用も使います(笑)


こうやって記事にするのも、かなりドキドキものなんです。


本当に、最近は機密漏えいについては、指導がものすごく厳しいのです。

扱いが、人身事故並みなんですから、、。


関係者各位様、、

PR(啓蒙)活動のつもりですので、何卒、ご理解ください

m(_ _ )m