4/19→4/20仙台訪問レポート byサイメン<1> | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。

oono君と共同で本ブログを立ち上げた、東京在住の"サイメン"です。

4/19~4/20と彼の陣中見舞いに仙台を訪問した際のレポートを

数回にわけて、この場を借りて記させていただきます。




【 まずは、oono君のお仕事について 】


「携帯電話の基地局を建てる仕事」と聞いていた私は、

漠然と、ビルのてっぺんや電信柱の先に付属しているものを勝手に想像していたのですが....。


これは、東京都心、ともすればいつも駅近に住んできた私の勝手な思い込みでした。


携帯基地局


←現地に建っているものを撮影しました


いやはや、デカい

デカい仕事ですよ、これは!


こういった巨大な電波塔的なもの、これを東北中に設置してまわる仕事を、各キャリアから請け負って行っているそうです。

oono氏、大変おみそれしました。


実際に意識し出すと気がつくのですが、高い建物がない、

いわゆる高圧電線が通っているような土地(つまり国土のほぼ全て)では、相当な間隔でこれらが林立してます。


(もちろん、全てがここまで巨大なわけではなく、中規模なものや、小型な電柱付設型のものも存在します)


アホな私は、


「最近変わった形の"火の見やぐら"が多いな...」

ぐらいにしか考えてなかったのですが、これらのおかげで、日本中結構な範囲で、大手3キャリアなら通話可能な現状があるわけなのですね。
(携帯の電波って、ラジオのように、もう少し伝播距離の広いいものだと思いこんでいました)



特に、高速沿いを注意してみていると結構な頻度でこの基地局を見かけますので、みなさん意識して観察してみてください。



オフィス


↑oono氏の設計事務所内
↓"その時"の落下で止まったままの壁時計

時計