恒産無くして、恒心無し | Re START from 仙台

Re START from 仙台

仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。

世界中に広がる支援の輪など、よいニュースが流れている中で、

現地では、外国人窃盗団が続々と入ってきているなどの噂を聞きます。


以下、親しくしている知人の話です。


その知人は、某被災地区にて、漁師を営んでいたのですが、
それまで一緒に漁師をしていた、人柄の良かった数人の外国人が、
震災後、それまでの人格が一変し、
集団で被災した店舗や車から金銭、品物を盗んだり、
遺体のポケットから財布などを抜き取るなどの蛮行に及んでいたそうです。

そのグループ内にいた一人が、さすがに良心の呵責からか、
もうこんなことは止めようと、仲間を諌めたようですが
逆に仲間から暴行を受け、現在入院しているそうです。


某津波被災箇所で、津波で流された貯金箱を見つけました。


Re START from 仙台


状況的に、明らかに第三者にこじあけられたであろう形跡が見てとれました。


「恒産無くして、恒心無し」とは孟子の言葉ですが、


そういう行為を批判、非難するのは、

豊かな生活を営んでいる人間のエゴなのかも と、悩みます。



Re START from 仙台

バリケードのように、一階部分が、防護されている銀行も、、。


※「恒産なくして恒心なし」

http://www.iec.co.jp/kojijyukugo/vo34.htm
株式会社アイ・イーシー「故事百選」