天気予報を見ていると東北は雨模様の日が続き、どこへも行けない…
そうだ、こんな時は「行くぜ、北海道」だ!1年半ぶり(夏は5年ぶり)の渡道です。
あわただしく準備して、7/9、仙台港から旅立ちました。
ぜいたくは言えませんが、すっきりさわやかな青空とはいきません。
湿度の高い夏日、景色ももやっとして樽前山が霞んでいます。
苫小牧港を出て北へ。
国道36号線を走っていたらびっくり!(道民には当たり前?)
道路に黄色く表示した、エゾシカ専用の横断歩道がありました。
この付近、シカが道路に飛び出さないように防護柵が続いていて、途中に柵の切れ目が何ヶ所か作ってあるんです。シカが左右確認してくれれば良いのですが(笑)
いつもの、行き当たりばったりの「行くぜ、北海道」
最初の寄り道は月形樺戸博物館です。
明治初期に建てられた樺戸集治監。大正時代に廃止されたのですが、本庁舎だけが、月形町役場として使用され、今も残っています。「ゴールデンカムイ」にも登場したので、注目度アップかな?館内撮影禁止なので写真なしですが面白かった。
樺戸監獄の初代典獄(所長)になったのが月形潔。
明治初期の日本のリーダーたちは、20代~40代の若い世代が多いのですが、月形もこのとき34歳。2,000人余りの囚人を管理するトップでした。
月形町の名称もこの人の名字から。伊藤博文も西郷隆盛も地名にはなっていないのに、なんだかすごいですね。
次の寄り道は新十津川駅で鉄分補給です。
札沼線(学園都市線)の終着駅でしたが、4年前に札幌近郊の一部区間を残して廃線になりました。今も残る駅舎からホームへの階段。
廃線後、すぐに駅舎は取り壊され、きれいな公園に変わりました。
在りし日の駅を知る者としては、複雑なこころもちですが。
この日は、増毛で一泊。翌日、さらに北へ向かいます。
どんなところに行くことになるのか、私にもまったくわからない「行くぜ、北海道」
しばらくお付き合いください(^^♪
※この記事の写真は7/10に撮影したものです。
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(この稿おわり)