八幡平のドラゴンアイがそろそろ見ごろ、と思ったものの週末しか晴れそうにない。土日は大渋滞必至なのですが意を決して行ってきました。
アスピーテラインの夜間通行止めがまだ続いており、開放1時間半前の7時に着いたもののゲート前で1kmほどの順番待ち。峠についたときには岩手側無料駐車場は満車。どうにかレストハウス前の駐車場に入れることができました。
天気は快晴。大勢の人が鏡沼にカメラを向けています。
青空が映った鏡沼の雪融け水はきれいなコバルトブルー。
文句なし、と言いたいところですが、真ん中の瞳孔あたりがあと一息。
これでは画竜点睛を欠く(笑)、この日のお天気だと午後には溶けてくる、と信じて、八幡平をひと回りしてくることにしました。
八幡平山頂も朝から人がいっぱい。
近年、鏡沼のドラゴンアイだけが注目を集めていますが、雪融け時期の八幡平の湖沼群、みんなきれいなんです。雪融けの造形がきれいなガマ沼↓。
八幡平で一番大きな八幡沼には溶けかけた氷が浮かびます。
やはり八幡平も今年の湿原の雪融けは早そう。
ここでも、早速、ワタスゲ(綿菅)が顔を出していました。
水をいっぱいに湛えた池塘群が千枚田みたい。
八幡沼の脇をとおり、源太森まで行ってから引き返しました。
手前のメガネ沼の雪融け水はエメラルド色、向こうの鏡沼はコバルト色。
さて、ドラゴンの目はどうなった…
はっきり瞳孔ができていました!ドラゴンアイ開眼です。
欲を言えば、左手奥にもう少し水がたまって、完全な三重円ができれば最高ですが、そんなことは何年かに一度しか起こらない。
何よりもお天気が最高。空が曇るとこのコバルトブルーが出ず、なんかなあ、になってしまうのですが、この日は至極の青空でした。
画竜点睛ととのいました\(^o^)/
年によって雪融けの進み具合は違うし、おまけに開眼に晴天がうまく組み合わさるのはそうそうない。
私が通った過去何年かではこの日がベストでした。
ずっと見ていたかったのですが、アスピーテラインのゲートが17時に閉まるので、帰るしかありません。中央部の水たまりが広がるとドラゴンアイはおしまい。また来年です。
動画も撮影しました(約50秒)。行った気分になれるかも(笑)
※音が出るのでご注意ください。
※この記事の写真は5/18に撮影したものです。
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(この稿おわり)