この日、向かったのは塩竈市魚市場。

宮城に住んで30年、我ながらまさかの初訪問です(笑)

 

 

2017年に改築された魚市場はまだまだ新しい建物。

 

 

塩釜港の目の前はもう松島というロケーション。

 

 

魚市場の2Fには展示スペースがあり、ガラス越しに1Fの作業の様子を見ることができます。

 

 

塩釜魚市場の売りは何といってもマグロ。

遠洋冷凍マグロは、主として焼津港や三崎港で水揚げされますが、塩釜港に揚がるマグロは近海物の生マグロだけ。生マグロの取扱量では日本トップクラス。

 

 

マグロ船の入港があった日は、午前8時(夏場は7時半)からセリが行われます。

この日は2隻が入港。旋網(まきあみ)284本、延縄(はえなわ)7本のホンマグロが市場の床に並んでいます。今の時期は八戸沖が主な漁場だそう。

 

 

大きさ・重さを計測して、その順に並べているみたいです。

 

 

仲買人がマグロを品定めしながら、入札価格をメモ中。

でも、なんだか違和感がある…

 

 

そうか!良く見るのはこんな風景だ。切り落としたしっぽの断面で目利きする。

市場の方の解説を漏れ聞くと、延縄で獲ったマグロはしっぽを切り、旋網で獲ったマグロはおなかの切り口から質を見ているんだそうです。

 

 

午前8時、仲買人たちが集まってきました。

 

 

黄色い帽子をかぶった方がせり人。

 

 

ときおり右手を出して掛け声をかけるのですが、素人には意味不明(笑)

 

 

それも、マグロの間を歩き回りながら止まらずにせっていくんです。

 

 

それでもいつのまにか仲買の札が貼られてる。不思議です。

 

 

競り落とされたマグロは一本ずつ木箱に詰め、

 

 

すき間なく氷詰めにして、

 

 

鮮度を保ったまま出荷されていきました。

セリを見た後は、午前6時半から営業している仲卸市場で、新鮮&お得価格の海鮮丼を朝ごはんにいただきました(*^^)v

 

 

※この記事の写真は5/17に撮影したものです。

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(この稿おわり)