連休明けからの活動再開に備え、連休中は完全休養の予定だったのですが、お天気が悪くなりそうだったので、無謀にも連休ど真ん中の日曜日に、昨年9月以来の蔵王朝山歩を再開しました。お釜リフト駐車場から残雪を踏んで歩きはじめます。
30分足らずで馬の背に出ます。
連休中とはいえ、歩いている人はそんなにいません。
登り始めて1時間ほどで、蔵王最高峰・熊野岳に到着です。
岩場を下って、地蔵山に向かいます。
地蔵山頂到着です。ちょっと霞んでいますが、朝日連峰に月山、うっすらと鳥海山の姿も目にすることができました。
ロープウェー駅舎近くのお地蔵さんの周りの雪もほとんど溶けました。
地蔵山頂付近、枯死したアオモリトドマツの樹幹が、アイスモンスターたちの墓標のようにたちならびます。
熊野岳のゼブラ模様の残雪を眺めながら、ゆっくりとおにぎりタイムです。
山形市は30℃を超えたようですがここは別世界。吹き抜ける風が心地よい。
雪の溶けた山の上は、これから花の季節。
一番先に、咲き始めたのは、小さな小さなコメバツガザクラ(米葉栂桜)。
もうすぐ、あちこちで主役になるミネズオウ(峰蘇芳)もいっぱい。
早くも開き始めた子もいました。
雪渓では、インバウンドの子どもたちがおおはしゃぎ。
転んだって楽しいよね。
熊野十字路まで戻ってきたら、頭上には夏のような雲が浮いていました。
稜線に出たら、遠くに鳥の群れが。何だろうとズームでのぞいたら…
20~30羽ほどのキレンジャク(黄連雀)の群れでした。この鳥を見るのは2回目。
前回見かけたのも蔵王なのですが、渡りのルートなのかな?
お釜に向かって下っていきます。
今年の雪融けは早いように感じます。
お釜の水の色も、もう、エメラルドグリーンの夏色になっていました。
お昼近い時間ですが、馬の背を歩く人はまばら。
こんな良い天気なのにもったいない、と思ったら…
反対側を見ると…、思わず笑ってしまいました。さすが連休中。
お釜に来る人のほとんどは、この写真の範囲だけを歩いて、レストハウスでソフトクリームと玉こん食べて帰るんですね。私は人波避けて帰ります(笑)
エコーライン宮城側からの登りは数kmにわたって大渋滞。オーバーヒートしたのか、ボンネットを開けて停まっていた車も3台見かけました。みなさん無事に帰宅されていればと思います。
※この記事の写真は5/5に撮影したものです。
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(この稿おわり)