この日も、蔵王に滑りに行くつもりだったけど、朝、天気予報をチェックすると、山形よりも福島の方がお天気良さそう。福島、ふくしま、フクシマ…、そうだ、今シーズン噂のスキー場、あそこに行ってみよう!

 

表磐梯のアルツ磐梯スキー場と、裏磐梯の猫魔スキー場を結ぶ連結リフトが完成、「星野リゾート・ネコママウンテン」として、山の両側にゲレンデを持ったスキー場にリニューアルしたんです。

 

 

北エリア(旧・猫魔スキー場)から入りました。余り天気が良くないので、早速、連結リフトで南エリア(旧・アルツ磐梯)に向かいます。

 

 

南エリアに入ると次第に霧がはれてきました。目の前に大きく磐梯山。

 

 

コースの先に広がるのは猪苗代湖。

 

 

このネコママウンテン、ゲレンデ面積は蔵王温泉スキー場とほぼ同じ。

安比についで、面積では東北№2の大規模スキー場になりました。

ただ、既存リフトの休廃止が多く、運行リフト数は12本(Q2+P10)。

ゴンドラ4本+リフト24本を有する蔵王の方が輸送力は上です。

 

 

それでも、南向き斜面と北向き斜面を兼ね備えるゲレンデ構成は魅力的。

 

 

なにより開放感ある360℃の眺望がすばらしい。木々には冬の華も咲きました。

 

 

さあ、そろそろ、センターハウスに下ってお昼ごはんにしましょう。

 

 

インバウンドの方をほとんど見かけないし、中高年のスキーヤーも少ない。

若い人がすごく多いな、と思ったら、その秘密はこれかな。

福島県内のほとんどのスキー場で20~22歳は平日リフト券500円。19歳は別の全国キャンペーンがあって、リフト無料!

スキー場の未来は、若いスキーヤーやボーダーにかかってますね。

 

 

ゲレ食にもびっくり!ピークタイムとオフタイムで値段が違う!

ピーク時1,000円のカレーがオフ時は800円、ラーメンは1,100円→900円。

これいいですね、他のスキー場でもやってほしい(*^^)v

 

 

雪はしっかりあるものの、もう3月。お昼を過ぎたら雪が溶け始め、少し重くなってきました。連結リフトで北エリアに戻ります。

スキー場で逆側リフトに人が乗ってるって、なんだか変な感じ(*^^)v。

 

 

朝と違って晴れ上がった北エリア、ここにも絶景が待っていました。

正面に横たわる吾妻連峰。西吾妻山の山麓にはグランデコスキー場。

桧原湖の湖面が青く輝いています。

 

 

予想通り、標高が高い上に北斜面なので、南エリアと雪質が違います!

いやぁ、山の両側のスキー場をくっつけた価値を実感しました。

難点をいえば、このスキー場、結構、傾斜のきついコースが多いんです。

「中級コースでも、『雪が良いときは中級者でも滑れる上級コース』と思った方がいい」と、某サイトに書いてありました。なるほど。

 

 

15年ぶりに滑った猫魔スキー場、お昼の楽しみにしていたのですが…

猫魔名物「ねこまんま」(おかかごはん+味噌汁)が姿を消していました。

まぁ、「リゾート」には似合わないメニューかもしれません(笑)

 

 

※この記事の写真は3/11に撮影したものです。

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(この稿おわり)