ずいぶんと長い間、登ってないなぁ、と気づき日和山に登りました。

登山開始はわが家から(笑)。うちのすぐ近くの田んぼを通り抜けます。

遠景には仙台市内のビル群、さらにその向こうには蔵王の山なみ。

 

 

うちから徒歩15分ほどで行けるハクチョウ観察スポット。

多い日には100~200羽のハクチョウがご飯を食べにやってきます。

 

 

田んぼを抜けると今度は鉄ちゃん向けに宮城野電車区。

仙石線唯一の車両基地で、マンガッタンライナーにも会えます。

 

 

これ↓、なんだかわかります?

電車用の洗車機なんです。自動車用と同じで、回転するブラシの間を電車が通り抜けて汚れを落とします。運が良ければ洗車シーンも見られます。

 

 

仙石線と国道45号線を越えると仙台新港地区。

万一に備えた津波避難タワーが点在しています。

 

 

県道塩釜亘理線を渡れば蒲生地区。

 

 

震災前には1,000世帯ほどが暮らす住宅地でした。

 

 

前回訪れたのは7~8年前、その時はまだ、がれき撤去は終わったものの、家屋の基礎が残されていましたが、

 

 

今は、区画整理が終わり、物流関係の倉庫や車庫が並ぶ地帯に変わりました。

 

 

蒲生地区を取り囲む護岸堤防の向こうに広がるのは蒲生干潟。

 

 

その一角にあるのが、この日、登頂に成功した日和山です。

「滑落注意」「落石注意」して登山口から30秒で登れます。

津波で山自体が流されてしまったのですが、再建?されました。標高3m、「日本一低い山」を名乗っています。

 

 

東北にはもう一ヶ所、秋田県大潟村の大潟富士も日本一低い山と言ってますが、こちらは標高0m。八郎潟を埋め立てた場所で周囲の海抜はマイナス。そこに残土を3.776m積み上げて標高0mにしてます。

おたがい、うちが、うちがと競い合ってないところが良いですね。

 

 

帰り道、高砂市民センターに立ち寄って登頂証明書をいただいてきました。

往復5時間半ほどの山歩きでした(笑)

 

 

※この記事の写真は1/28に撮影したものです。

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(この稿おわり)