あけましておめでとうございます。
このブログも足かけ11年目、本年も、よろしくお願いいたします。
さて、2023年を振り返る吉例の新春特番です。
真冬の北国には寒さゆえの絶景の数々があります。
日が昇るとき地平から天にまっすぐ伸びる光芒、大気中の氷が整列してできる太陽柱(サンピラー)現象。
強風で巻き上げられた湖水が、木や石に凍りついた猪苗代湖の「しぶき氷」
過冷却空気中の水分が、木にあたり一瞬で凍りつく八甲田の樹氷
凍った沼にできた氷紋。見に来たハクチョウも「これ何だべ」と不思議そう
寒いからこそのお祭りもあります。
「八戸えんぶり」と「弘前城雪灯籠まつり」に初参戦しました。
3月になり天候が落ち着いたのを見はからって北海道へ。
シマエナガには道内12日目、最終日にようやく出会えました。
長年、機会を狙っていた、蔵王・刈田岳の積雪期登頂に成功。
植樹百周年を迎えた白石川堤一目千本桜は史上最速の3/27に開花。
1日休んだだけで、白石川堤に14日間通勤しました。
弘前公園のサクラも史上最速の4/7開花。
例年ならゆっくりと桜前線を追いかけるのですが、今年は余裕なし(笑)
4月下旬、吾妻・一切経山の魔女を訪ねて、2023夏山シーズンが始まりました。
森吉山では山岳ガイドのミキティと5年ぶりにばったり再会。
その翌週、秋田駒でブログ仲間のうらんさんと、これまたばったり。
秋には、栗駒山でブログ仲間のきんぎょさんに初めまして。
ボッチ登山の私ですが、昨年はいろいろ出会いがありました。
いつもなら過ごしやすい東北の夏も暑かった。
でも、それ以上に、心が熱くなれるお祭りがあります。
八戸三社大祭・盛岡さんさ・秋田竿燈・青森ねぶた・尾花沢花笠に参戦。
東北の夏の締めくくりに大曲花火を見た後も、お祭り三昧は続きました。
花巻まつり、久慈秋まつり、遠野まつり。気がつけば南部藩領のおまつりばかりでしたね。
酷暑のために、紅葉は今ひとつと言われましたが、そこは栗駒山。
それなりの紅葉は見せてくれました。
秋の締めくくりは、盛岡・南昌荘の床もみぢ。
そして、また忘れずにハクチョウがやってきてくれました。
2024年、今年は東北のどんな絶景に出会うことができるのか。
楽しみな一年の始まりです。
※このブログの記事や写真はご自由にお使いください。
(この稿おわり)