気仙沼湾の初冬の風物詩「気嵐(けあらし)」

今年も見に行きました。気仙沼港コの字岸壁。午前6時、日の出30分前。

 

 

晴れて風の弱い日、放射冷却で冷えた陸上の空気が川沿いに湾に流れ込み、暖かい海水と触れて作り出す霧が気嵐なのですが、必ず、見られるとは限らない。

去年は3回行って全敗。今年もこれで2回目です。

 

 

この日気温は0℃。風もなく車が白く凍る、気嵐には絶好の条件ですが…

 

 

次第に湾奥から霧が流れ出し始めました。

 

 

港に入ってきたのは、マグロはえ縄漁船。

気仙沼で言うところの「メカ(メカジキ)」を獲ってきたのかな。

 

 

空が次第に明るくなってきました。

ちょっと霧は薄いのですが、今日は気嵐が見られそうです。

 

 

6時50分、湾内に日の光が射しこみました。

 

 

お恵比寿さまもまぶしそう。

この恵比寿さん、気仙沼だけに、鯛じゃなくて鰹を釣り上げてます。

 

 

湾が黄金色に輝き、気嵐がゆらめきます。

 

 

気仙沼湾横断橋(かなえ大橋)を車が行きかい、

 

 

内湾を行く船は、霧に見え隠れします。

 

 

高台から見下ろす内湾は、綿をちぎって撒いたかのよう。

この日の気嵐は百点満点とはいかなかったので、次回に期待です。

 

 

気嵐が流れていくさまは、動画でごらんください(約1分20秒)。

※音が出るのでご注意ください。

 

 

※この記事の写真は12/5に撮影したものです。

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(この稿おわり)