野付半島の明け方は寒かった。太陽が昇って少し空気が暖まるのを待って、トドワラに向けて歩きます。
雪は固く締まっています。先行者のトレース跡を追えばツボ足で無問題。
30分ほどでトドワラに到着です。
かつてトドマツ林だったのが、海に侵食されて立ち枯れたトドワラ。
数十年前には、たくさんの枯木があったのですが、ほとんどが消滅し、わずかに数本が残るだけになりました。
ここから先は海。すっかり凍っているので先まで歩けますが、やめときます。引き返しましょう。
強い風が作り出したシュカブラがきれいです。
こんな環境下でもたくましく生きているのはエゾシカたち。
食べるものなど何もないように思えるのですが。
冬、知床半島から根室にかけての海岸沿いは大型の鳥の宝庫。
雪におおわれたロシアから渡ってきたオオワシ。
オオワシはかっこいいのですが、オジロワシのきりっとした目もいいなぁ。
めったに飛ばないので、いったいいつ捕食しているんでしょうね。
オオワシやオジロワシは仲良く一緒にじっと獲物を待ち続けます。
ん?この子は?もしかして日本に数百羽しかいないイヌワシ( ゚Д゚)
ワシ3種が同じ林にいるなんて、ここは動物園か!(笑)
イヌワシ?と思ったのですが、ブログ仲間のKEN929さんからオジロワシの幼鳥ではないかと、ご指摘いただきました。幼鳥は成鳥のように頭が白くなくて、クチバシも黄色くないんですね、KEN929さんありがとうございました。
道東では民家のすぐ近くにタンチョウがいることもままあります。
まだ羽が生え変わっていない幼鳥2羽もいますね。
凍結した風連湖の上を歩いていくエゾシカたち。
お~い、どこまで行くんだい。
根室・春国岱近くの海でオオハクチョウを見てから引き返します。
牧草地の中を走っているとキタキツネ。
ルー、ルールルルーと呼んでみても反応しませんでした(^^♪
※この記事の写真は3/5に撮影したものです。
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(この稿おわり)