日が沈むと灯籠に火がともり、弘前城雪灯籠まつり本番です。

 

 

さっぽろ雪まつりのような、企業スポンサーがついた大きな雪像はありませんが、地元の団体が作った大小さまざまな灯籠がならびます。

 

 

北の廓手前には「津軽錦絵大回廊」。

今夏の弘前ねぷたに使われた錦絵が飾られています。

 

 

だいたいは武者絵なのですが,

 

 

たくましくも美しい女性の絵も。

 

 

北の廓の入口で渡されたキャンドルは、自分の好きなところに置いていきます。

 

 

弘前の小学生が絵付けしたキャンドルもいっぱい飾りつけられています。

 

 

LEDが灯されたのはイルミネーションカマクラ。

 

 

中に入ってもいいのですが、おひとりさまでは寂しすぎますね。

 

 

リンゴの木箱を使ったキャンドルアートがあったり、

 

 

遮光器土偶の雪像からは怪光線が出ていたり…、見どころいっぱいです。

 

 

本丸に上がってみましょう。

 

 

ライトアップされた天守閣が、宙に舞う雪に映えます。

 

 

本丸から西の廓を見下ろすと、300基のミニカマクラ。

 

 

手指は凍えてきても、揺らぐロウソクの火で心はほっこりと暖か。

 

 

でも、雪が強くなってきました、そろそろホテルに戻ります。

 

 

12月~2月、外濠では「冬に咲くさくらライトアップ」が毎晩行われています。

枝に雪がつけば、時ならぬ桜花となるのですが、雪がないのが残念…

 

 

それでも、濠に積もった雪は、やがてくる季節の花筏のようでした。

 

 

※この記事の写真は2/9に撮影したものです。

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(この稿おわり)