盛岡さんさ踊りの次は、秋田竿燈まつりへ。

駐車場を確保して最初に向かうのは、竿燈妙技大会(昼竿燈)会場。

 

 

竿燈の技はどこで支えて立てるかの違いで、流し・手のひら・額・肩・腰の5種類。

個人/団体、規定/自由で順位を競うので、昼竿燈ではじっくり技を堪能できます。

これは高難度の「額」。

 

 

途中に花笠を入れて、継竹を何本も使って高加点の自由演技。

夜の竿灯まつりの本会場では、なかなか、これだけの技は見られません。

ただ、半端なく暑いのが難点ですが…

 

 

昼竿燈を見ても、まだ竿燈まつりの開始までに時間はたっぷり。

裏通りを歩くと、あちこちの町内で竿燈を準備している様子が見られます。

 

 

山王中学校竿燈クラブは1974年創部。50年の伝統があります。

 

 

19時、秋田市長や竿燈レディを先頭に入場が始まりました。

 

 

竿燈大通りの両側に一斉に竿燈が立ち上がり、演技開始です。

 

 

例年だと、歩道に腰かけて見てるのですが、今年は座るのは禁止。

前日の盛岡の筋肉痛に懲りて、まだ空いていた有料観覧席を奮発しました。

中央分離帯沿いにベンチが設置されるので、こんな角度から、道路の両側に並ぶ竿燈を見ることができます。

 

 

次第に暗くなり、竿燈の灯が夜空に映えます。

手拍子を打ちながら、ドッコイショー、ドッコイショとはやし立てるのが竿燈の楽しみ方なんですが、今年は無言でがまんです。

 

 

竿燈の演技者は、いいところを見せようとがんばります。

最高難度の「腰」だったり、

 

 

両手に持った扇子や傘を広げたり、みごとな技には歓声が湧きます。

 

 

もちろん、常にうまく立つとは限らないので、おーっとっと、倒れる( ;∀;)

 

 

やっちゃった(^_^)/~

竿燈は紙のちょうちんで、中には火のついたろうそくが立てられているので、破れたり、燃えたりすることもしょっちゅう。時には観客席にも倒れこんでくるので気が抜けません。

 

 

それだけに4本の竿燈が並んで立っているこの技もみごと。

 

 

祭りを盛り上げる囃子方の活躍も見どころ、聴きどころ。

 

 

竿燈演技は、あっという間に1時間余りで終了です。

来年は、例年のように、ドッコイショー、ドッコイショと囃子ながら見たいなあ。

 

 

※この記事の写真は8/5に撮影したものです。

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(この稿おわり)