宮城県内最大規模のどんと祭、大崎八幡宮の「松焚祭(まつたきまつり)」です。
参拝客のために臨時バスも頻繁に運行されています。
他の神社でも、もちろん、どんと祭はやってるんですが、行先表示は「どんと祭」。
暗黙の了解?で大崎八幡宮行きになります。
この日はときおり雪が舞う、おあつらえ向きの…、じゃなかった、厳しい裸参り日和。
裸参りの団体が大崎八幡宮に向かって進みます。
私も一緒にお参り。鳥居をくぐって境内へ入ります。
このところの寒波で、境内は、踏み固められた凍地と、融けてぐちゃぐちゃになった泥濘で、足元要注意。
17時、お焚き上げに火が入りました。
参拝の方が次々と、火の中にお札や松飾りなどを投げ入れていきます。
仙台のダルマは青いんです、「松川だるま」。
しかも最初から両目が入ってます。
参拝を終えた裸参りの人たちが、腰のしめ縄を火に投じ、火を回って無病息災・家内安全を祈ります。
この日は、毎年、仙台のTV局の若手女子アナの試練のとき。
各局、夕方の情報番組で生中継するので、必ず、裸参りの装束でレポートするのがお約束。
今年も全局のアナウンサーがそろっていました。
これもコロナ影響でしょうか、屋台前の列も短いし、
例年だと、本殿の中を、お祓いをうける裸参りの団体が次々に通り抜けていくのですが、今年は閑散としていました。
学科・研究室ごとに団体を作る東北大学の姿もなく、大勢が参加する百貨店や銀行の姿も見かけず、ちょっと寂しいどんと祭でした。
毎年、写真を撮らせていただく、八幡前のホズミ。
マスクしたマネキンの表情が哀しげに見えてきます。
来年は、マスクを外した美男美女の顔を撮りたいものですね。
※この記事の写真は1/14に撮影したものです。
(この稿おわり)