東北桜界を代表する、南の横綱・白石川堤一目千本桜が花吹雪となって散ってから10日、
早くも、北の横綱・弘前公園のサクラが土俵入りしてきました。
人ごみの苦手なわたし、この時期、週末に弘前に近寄りたくなかったのですが、この日を逃すとお天気は下り坂。となれば日の出からのお花見しかありません(笑)
日中はボートで埋まる西濠。人のいない早朝にはカヌーが浮かびます。
お花見どきの日曜日とはいえ、午前7時の弘前城内は、まだ人もまばらです。
朝のうち、津軽富士・岩木山はやや霞んでいたものの、その端麗な姿を見せてくれました。
早起きお花見をすると、もうひとつ、もらえることのあるごほうびがこれ↓。
日の出直後、風が息を整えるマジックアワーに、お城のお濠は水鏡に変わります。
加えて、この日みたいな青空だと最高の水鏡が見られますね!
この日の発表では、外濠は満開、公園内と西濠は七分咲き。
城外に出て、外濠沿いにひとまわり。
お城をぐるっと水鏡が囲んでいます。
極めつけはここ。外濠の北東隅から見る逆さ岩木山&逆さ桜並木です。
(午後は逆光になるので、午前中、それも早い時間帯がおすすめです。)
サクラの頃の弘前公園内では、必ずと言っていいほど、オシドリに出会います。
首を縮めて泳いでいることが多いのですが、首を伸ばすとザンバラ髪でなんだかお茶目(笑)
城内に戻って、サクラの下でシートを敷いてお花見してたら、いつのまにかスヤスヤ。
目覚めたころには、お城にどんどん、お花見客がやってきていました。
(サクラの期間は休日も市役所屋上が開放されています。)
そんなときでも、西濠沿いの道はわりと空いているんで結構好きです。
お昼前ともなれば西濠は貸ボートで埋まります。
そして、四の丸広場は…(;'∀')
城内は広く、ほぼ全域でビニールシートOKですので、静かにお花見できる場所はいっぱいあるのですが、四の丸の混みかたは別格、やっぱり「花より団子」?(笑)
この日は、夜桜までねばるつもりだったのですが、この人ごみに戦意喪失。
月曜日の予報も☀になったので、翌日もう一度来ることにして、いったん引きあげです。
※この記事の写真は4/22に撮影したものです。
(この稿おわり)