昨日(4/14)、白石川堤一目千本桜はついに葉桜となりました。3/31に開花し、4/5に満開、4/11~12の花吹雪で散っていくまで、一目千本桜を追いかけた2週間の総集編です。

 

3/30、大河原町の標準木で開花を確認、いつもの「勝手に開花宣言」からスタートです。

(公式には朝の時点での観測なので、観光協会発表では3/31開花)

 

 

4/3には三分咲き。南側の枝から開花が進んできます。

 

 

4/5には青空の下で満開を迎えました。

 

私のおすすめポイントがここ↓。白石川左岸(北岸)の「ひとめ最多の千本桜」。

花見客のほとんどは大河原駅~船岡駅間の右岸堤防しか歩かないので、ここまで足を延ばす人はわずか。静かにお花見を楽しめます。

 

 

この日は蔵王連峰も青空の下でくっきり、桜並木に映えました。

 

 

サクラスイーツを狙って、ヒヨドリが花から花へ飛び回ります。

 

 

ちびっこたちも、お花見だんごを配ってもらって嬉しそう( ^)o(^ )

 

 

4/8は満開の週末とあって今季最多の人出。

 

 

サクラの海の中をスロープカーで登っていけば、

 

 

船岡城址公園の観音様はサクラをまとい、

 

 

白石川の両岸には、見渡す限りどこまでもサクラの縁どりが続きます。

 

 

満開となってから風の強い日が続いたのですが、サクラが散り始めた4/10には風もおさまり、穏やかな朝になりました。

 

 

こんなお天気の日、日の出から間もなく、韮神堰に訪れる奇跡の時間。

 

 

川の流れが、ふと時を止め、川面に滑らかな水鏡を作り出します。

水鏡に映る、逆さ蔵王や逆さ桜並木はひとときだけの絶景。わずかに風が吹き、川面に波が立ち、写し絵を壊してしまうまでの自然のキャンバスです。

(今春は4/5、4/9、4/10の朝の3回、蔵王と桜並木を映す水鏡ができたようです。)

 

 

この日の午後から天気は下り坂。

 

 

4/11から4/12にかけて吹き荒れた春の嵐は、花散らしの風となりました。

 

 

一目千本桜は、ほとんどがソメイヨシノだけの桜並木。

花期がそろい、短い時間の中で、一斉に花開き、一斉に花吹雪となって散っていく。

もの哀しくはあっても、その潔さに清々しさを感じます。

 

 

今春は雨が少なく、一目千本桜には、3/29のつぼみの頃から10日間、通いました。

こじゃれた飲食店があるわけでもない、延長8km、1,200本の桜並木の散歩道。

静かに花を愛でたい方には自信をもっておすすめできるサクラです。

 

来春こそは、白石川堤一目千本桜であなたとお会いできますことを(^^♪

 

※この記事の写真は3/29~4/12に撮影したものです。

(この稿おわり)