この日、大和町・直沢(すぐさわ)池についたのは午前9時半。ハクチョウたちの飛び立ちは、すでに始まっていました。

 

 

池の半分は結氷して、ますます狭くなった水面に、千羽を超えるハクチョウたちが集まっていました。(日本雁を保護する会のHさんのカウントでは、前日の午前7時でオオハク191羽+コハク996羽=合計1,187羽)

 

 

身じたくができたら、さあ出かけましょうか。

 

 

ハクチョウたちは三々五々連れ立って、氷上を離陸位置に向けて歩いていきます。

 

 

声をかけあって、みんなの気分がそろったら、飛びたちです。

 

 

ただ、それにしても、池の広さに対してハクチョウの数が多すぎ。

ハクチョウは飛行機と同様、逆風で飛び上がって揚力をつけるので、こんな風の強い日には、だいたい、離陸方向は一定になるのですが、

 

 

左から氷上滑走するやつ、右から水上滑走するやつ、上空は大混乱です。

 

 

この2年ほどの、私自身の少ない経験で言えば、直沢池に1,000~2,000羽のハクチョウが集結するピークは2/10頃。

 

 

それから10日~2週間後には、ほとんどのハクチョウは、直沢池を離れ、故郷に向かう北帰行に旅立ってしまいます。

 

 

昨年は2/19には直沢池にハクチョウの姿はなく、一昨年は2/24で数十羽が残るだけでした。

この子たちとお別れしなくてはいけない日が近づいてきたようです…(ノ_-。)

 

 

この日、直沢池から千羽のハクチョウが次々に飛び立っていく姿。動画にまとめました。

最近、お茶目なハクチョウばかりだったので、今回はかっこよく?

お時間と、視聴できる環境のある方はごらんください。

 

 

直沢池の後は、大松沢ため池に向かいました。

午前10時40分、ほとんど凍ったため池にハクチョウの姿は少ないのですが、雪が融けた周囲の田んぼでは、たくさんのハクチョウが北帰行に備えての食いだめ?中でした。

 

 

次に向かったのは、鳴瀬川・木間塚大橋。午前11時半、ハクチョウの姿はほとんどなし。

でも、でも…、サンタさんが置いていった?ハクチョウへのすごいプレゼントがありました。

 

 

籾30kg×15袋=450kg、掬うための柄杓とポリバケツまで用意されていて、「鳥のエサにどうぞ使ってください」と書かれた紙がはさんでありました。

 

この籾、もし一等米であれば7~8万円相当のもの。野鳥への給餌については賛否両論あるところですが、籾はハクチョウがふだん食べているものですから、給餌するのなら最適。

この太っ腹なプレゼントには脱帽です。

 

 

※この記事の写真は2/7に撮影したものです。

(この稿おわり)