日曜日の仙台は快晴。どうしようかと悩みました。
青葉まつりのすずめ踊りを見に行こうか、シロヤシオが見ごろだというエボシに行こうか…
朝早く行って、エボシにちゃちゃっと登って戻ってくれば、すずめ踊りに間に合うかも?

早朝、エボシに向かいました。遠刈田(とおがった)温泉から正面に見える屏風岳(びょうぶだけ)には雲がかかっていますが、右手の後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)は快晴です(*^-^*)


ところが、スキー場手前で夜間通行止めのロープが…
7時半頃に開いたのでスキー場に行くと、ゴンドラ運行開始は9時…(-_-;)
すずめ踊りはあきらめて、シロヤシオを探しながらゆっくり登ることにしました。

下の方ではヤマツツジは咲いていますが、シロヤシオはもう終わり。
登山道にはシロヤシオの花びらがたくさん落ちていました。


白龍の滝に到着。シロヤシオがちらほら見えてきました。


ところが、ここから迷っちゃいました( ゚Д゚)
なんとか、滝の上流で徒渉点らしき場所を見つけたんですが、私レベルには川の水が多すぎ。
でも、え~いっ!で渡って、何とかスキー場のゲレンデに出ました。


スキーで滑っているときは緩いと思っていた斜面も、自分の足で上がると急だ~(:_;)
石子ゲレンデ最上部についたときはヘトヘトで、もう下ろうかと思いましたが…


ここからはまた山道に戻り、まだまだ残る雪渓を登っていったりします。


頭上でカウントダウンしてくれる標識がうれしい!


そして…、着きました。後烏帽子岳1,681m山頂です。
眼前に宮城県最高峰(東北他県の最高峰に比べると地味ですが)屏風岳1,817mが姿を見せました。


山頂に咲いていたこの花、


たぶん、タカネザクラ(ミネザクラ)ですよね。この高さで雪に埋もれ、風に耐えてしっかり咲いてました。

 


北側を見ると蔵王連峰。左に刈田岳(かっただけ)、中央に蔵王最高峰の熊野岳。
エコーラインとハイラインの道路も見えていますが、今、この山に近づくことはできません。
熊野岳手前に隠れているお釜が、早く、静かになってくれることを祈ります。


下りは石子ゲレンデを行きます。ここは無雪期でも急傾斜ですね。


石子ゲレンデ脇では、この日のおめあて、シロヤシオが満開でした。




五枚の葉を持つため、別名ゴヨウツツジ。愛子様の御印となったことで一時話題になりました。
初めて見る花でしたが清楚な花でした。


そしてこちらはムラサキヤシオ。(同じくツツジの仲間ですがシロヤシオとは別の種です。)


仲良く咲いているところもありました。


下りは樹齢600年以上という「千年杉」の脇を抜けて駐車場まで戻りました。
比高1,000m、7時間20分の山歩きになりました。シーズン最初の山歩きとしてはちょっと厳しかった~。
えっ、すずめ踊り?間に合うわけないっしょ"(-""-)"


※この記事の写真は5/17に撮影したものです。

(この稿おわり)